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内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集 (14 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-hyosyo.html
出典情報 内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集(2/27)《厚生労働省》
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内閣総理大臣表彰

砧ホーム

生産性向上ガイドラインを活用した現場改革

取組②
取組の概要

• 生産性向上ガイドライン (※) を中心として現場の業務効率の向上、介護サービス
の質の向上に向けた取組を行った。
• 併せて、介護職を中心として多職種が協働することで介護サービスの質を上げて
いく「多職種協働原理」を掲げて、施設運営を行っている。
• 業務が効率化し、介護サービスの質が向上したことで、残業時間の削減や利用者
満足につながった。
※生産性向上ガイドラインとは:厚生労働省で発行している「介護サービス事業における生産性向上に
資するガイドライン」のこと。

取組のポイント
• 生産性向上ガイドラインを中心とした現場改革により、サービスの質の向上や働きやす
い職場環境づくりに繋がる。

なぜ、 生 産 性 向 上 ガイドラインを活用し
た現場 改 革 に 取 り 組んだのか?
施設長

得られた成果や効果は?

現場マネージャー

鈴木さん

当時は、多職種の連携が弱く業務が独立している
ため、業務効率が低いと感じていました。また、
人材育成の仕組みやマニュアルが不十分であるた
めに業務内容が属人的で統一化されていないこと
や、新しいことをやろうとしても職員のモチベー
ションが下がってできない、といった多数の課題
を抱えていました。
このような課題に対して独
自で取り組んでいる際に、
現場改革の進め方の指針の
参考書として出会ったのが、
生産性向上ガイドラインで
した。
※ 鈴木さんの役職は取組当
初のものです。

三浦さん

生産性向上ガイドラインでは、PDCAサイクル
に沿った業務改善の進め方が紹介されています。
当施設でも、その通りに改善を進めていきまし
た。そうすると、トライ&エラーを歓迎する組
織風土が出来上がっていき、職員からヒヤリ
ハット等の報告が挙がるようになりました。す
なわち、職場の心理的安全性が担保されてきた
のだと考えています。
数値で見る成果


残業時間が252.5 時間から92.0 時間に減少
(常勤介護職員の月当たりの合計時間)



人員配置数は2.36:1人から2.54:1人に減少

生産性向上ガイドライン
(施設サービス分)

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