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内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集 (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-hyosyo.html
出典情報 内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集(2/27)《厚生労働省》
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数値で見る成果




初任者研修(無料)を受講した方の数は、毎年25名~
30名、上記の受講者でそのまま介護助手として働くシ
ニアの方は、4~5名です。約1/4の方がそのまま介護
助手として働いてくださります。
職員全体に占めるシニアの介護助手の割合は約20%ま
で増加しました。
現在、県主催の認知症介護実践者研修等において、企
画・運営の指導に当たっている職員数は3名。これは
人材育成を強化した成果だと考えています。

仕事に対する姿勢の変化
管理者

紺野さん、斎藤さん

研修を通じて学びが増え、視野が広がっ
たことにより、仕事に対する姿勢が前向
きになったと感じています。
特にリーダーやサブリーダーが、業務や
人材育成に関する課題に対して率先して
解決方法を考え、行動する姿勢になりま
した。

地域に普及するために
理事

最初に 取 り 組 ん だ ことは?
理事

初任者研修に留まらず、認知症の啓発活
動を地域向けに展開しています。
具体的には約10年間「あなたの力を地域
のために」という形で、市内2カ所にお
いて、介護保険の基本的理解と認知症の
理解という内容で継続して実施しており、
現在は10名以上の地域のシニア世代の方
が、様々な形態で働いています。

森さん

初任者研修を無料で受けて、介護の基礎的な知識や技術を
身に着け、有償ボランティアのような形で働いてみません
か?と地域の皆様におすすめしました。
特にシニア層には、住み慣れた土地を離れず元気な方がた
くさんいます。そういった方のうち、何か地域の役に立ち
たいという思いを持った方に参加していただきました。

地域住 民 や 新 任 職 員の人材育成を
進めて い く に あ た り、大切にしていること
施設長

森さん

久保田さん

これから働きやすい職場環境づくり
に取り組まれる方へのメッセージ
働きやすい職場環境づくりは特別なこ
とではなく、当たり前のことを着実に
実施していくことにより、結果に繋
がっていくと思います。「楽しみなが
らみんなで取り組む」ことが成功・継
続のカギであると思います。
仕事は楽しくなければならない。
そのためには創意工夫が大切で、ICTの
活用、生産性の向上の為の業務の見直
し、週休3日制への取組など前向きに
取り組んでいく事が働きやすい環境づ
くりとなります。

新しく介護職員として入職された方が定着できるように気
を配っています。

そのためには、風通しの良い職場環境づくりや、仕事への
やりがいを感じられるようになることが欠かせません。
具体的には、何か新しいことをする際は現場職員を中心と
することや、全ての職員が何かしらの委員会に所属して組
織への帰属意識を高める、といった仕掛けを設けています。

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