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内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集 (18 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/kaigo-hyosyo.html
出典情報 内閣総理大臣表彰・厚生労働大臣表彰(優良賞)受賞事業者 取組事例集(2/27)《厚生労働省》
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地域密着型特別養護老人ホーム
ささづ苑かすが
取組②

内閣総理大臣表彰

多様な働き方の推進

取組の概要
• 意欲ある準職員の正規職員への登用や勤務体制の変更等、職員の多様な働き方を
可能にしている。
• 職員の多様な働き方を推進することにより、女性管理職の割合や育児休業後の復
帰率が高い水準となっている。特に育児休業後の復帰率は100%である。
• 職員の声を反映させた制度(夜勤免除を可とする正職員制度や有給時間単位)を
設けることにより、子育て中の職員がライフワークを大切にでき、働く意欲の向
上にもつながった。

取組のポイント
• 多様な働き方を実現することで、人材不足の解消(人材の確保・定着)に繋がる。
• 職員の困りごとを救い上げることで実際のニーズに沿った多様な働き方を実現できる。

なぜ、多様な働き方の推進に取り組ん
だのか?
常務理事

得られた成果や効果は?

古柴さん

人材不足を解消するためです。
そのためにはまず、職員が長く働くことができ
る職場環境を整える必要があると考えました。
また、人材確保にむけた取組も大切です。例え
ば、当法人が多様な働き方を推進していること
をメディア等で発信することは、法人ブランド
を向上させることに繋がり、応募者増加に繋が
ります。

常務理事

古柴さん

長時間働ける職員が増えたことで、勤務体制を
16時間(日勤+夜勤)から8時間に変更する
ことができました。そうするとさらに余裕が生
まれて、職員のアセスメント能力やご家族との
繋がりが強くなりました。
また、仕事は単なる作業という意識もかなり薄
れてきたのではないでしょうか。
数値で見る成果



育児休業後の職員の復帰率は100%



女性の管理職割合は63.4%
※パートタイム勤務 9名(H30年度時点)
のうち2名が管理職に、1名が主任に昇格
※医療・介護産業における女性管理職等割
合のうち、課長以上は53.0%(令和4年度
雇用均等基本調査より)

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