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参考3 自殺総合対策大綱(令和4年10月14日閣議決定) (19 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38616.html
出典情報 自殺総合対策の推進に関する有識者会議(第11回 3/25)《厚生労働省》
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地方公共団体への提供を推進するとともに、地域における自殺の実態、地域の実
情に応じた取組が進められるよう、地方公共団体や地域民間団体が保有する関
連データの収集とその分析結果の提供やその利活用の支援、地域における先進
的な取組の全国への普及等を推進する。【総務省、厚生労働省】
(9)海外への情報発信の強化を通じた国際協力の推進
日本においては、国を挙げて自殺対策が総合的に推進された結果、自殺者数が
3万人台から2万人台に減少したところであり、こうした日本における取組に
ついて国際的に発信し、国際的な自殺対策の推進への貢献を行う。
【厚生労働省】
4.自殺対策に関わる人材の確保、養成及び資質の向上を図る
自殺対策の専門家として直接的に自殺対策に関わる人材の確保、養成、資質の
向上を図ることはもちろん、様々な分野において生きることの包括的な支援に
関わっている専門家や支援者等を自殺対策に関わる人材として確保、養成する
ことが重要となっていることを踏まえて、幅広い分野で自殺対策教育や研修等
を実施する。また、自殺や自殺関連事象に関する正しい知識を普及したり、自殺
の危険を示すサインに気付き、声を掛け、話を聞き、必要に応じて専門家につな
ぎ、見守ったりする、
「ゲートキーパー」の役割を担う人材等を養成する。自殺
予防週間、自殺対策強化月間における集中的な広報を含め、年間を通じて広く周
知を進めることにより、国民の約3人に1人以上がゲートキーパーについて聞
いたことがあるようにすることを目指す。また、これら地域の人的資源の連携を
調整し、包括的な支援の仕組みを構築する役割を担う人材を養成する。
(1)大学や専修学校等と連携した自殺対策教育の推進
生きることの包括的な支援として自殺対策を推進するに当たっては、自殺対
策や自殺のリスク要因への対応に係る人材の確保、養成及び資質の向上が重要
であることから、医療、保健福祉、心理等に関する専門家等を養成する大学、専
修学校、関係団体等と連携して自殺対策教育を推進する。
【文部科学省、厚生労
働省】
(2)自殺対策の連携調整を担う人材の養成
地域における関係機関、関係団体、民間団体、専門家、その他のゲートキーパ
ー等の連携を促進するため、関係者間の連携調整を担う人材の養成及び配置を
推進する。【厚生労働省】
自殺リスクを抱えている人に寄り添いながら、地域における関係機関や専門
家等と連携した課題解決などを通して相談者の自殺リスクが低下するまで伴走
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