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令和6年第3回経済財政諮問会議 資料4ー2経済・財政一体改革の点検・検証(経済・財政一体改革推進委員会) (13 ページ)
出典
公開元URL | https://www5.cao.go.jp/keizai-shimon/kaigi/minutes/2024/0402/shiryo_04-2.pdf |
出典情報 | 経済財政諮問会議(令和6年第3回 4/2)《内閣府》 |
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経済・財政一体改革におけるEBPMの取組②
エビデンス整備プランの関係省庁に対するアンケート調査
取組の評価
【エビデンス整備プランの取組】
• EBPMに基づく経済・財政一体改革を推進するため、2020年10月
にEBPMアドバイザリーボードを設置。
エビデンス整備プランに
基づく新規の取組状況
全ての既存の
取組で対応
• 同プランの取組により、データ整備は一定程度進んだものの、依然デー
タ不足がEBPMの進まない大きな要因。また、骨太方針策定前に
EBPMの設計に取り組んだ割合は2割にとどまっている。
全て新規
の取組
7%
36%
• 2021年8月には、主要分野の重要施策を対象に「エビデンス整備プ
ラン」を策定し、データの整備や検証・分析により、施策と政策目標・
KPIの因果関係を示すエビデンスの構築を推進(2023年時点で17
の施策を対象)。
• 得られたエビデンスに基づき、施策と効果の因果関係等を踏まえて施
策の改善点やKPIの妥当性を精査し、取組の改善やKPIの見直し、
ロジックモデルの精緻化を図り、改革工程表2023等に反映した。
(改革工程表等に反映した結果はP14~P18のとおり)
EBPM
70
60
新規取組内容
%
56
50
33
40
22
30
20
57%
一部新規の取組
を実施した
%
50
40
EBPM推進の阻害要因
44
0
データ収集等 KPI等の設定
EBPMの設計に着手した時期
22
21%
20
骨太方針策
定前
21%
7%
10
0
ロジックモデル
の改善
政府予算案策定後、
予算審議中
33
30
10
50%
データの
不足
予算の
不足
専門知識
ノウハウ
翌年度予算の編成
作業期間
骨太方針策定後、
翌年度予算概算要求前
(備考)エビデンス整備プランの対象となった施策を所管する関係省庁を対象に、プランの策定にあたり新たに取り組んだことや
EBPMの設計に着手した時期に関する事項等をアンケートにより調査(2024年2月に実施。有効回答数は16件。)。
今後の課題
• 経済・財政一体改革においてワイズスペンディングを徹底していく観点から、引き続きEBPMの強化に取り組んでいくことが重要。
• エビデンス整備プランに基づく取組成果を横展開するとともに、EBPM推進の3つの阻害要因(データ・予算・ノウハウ)の克服に向け、関係省庁のデー
タ活用や研究・分析機能の連携強化を図り、質の高いEBPMを推進する体制を構築していくことが重要。
• 今後、EBPMの手法を取り入れた政策立案を行い、予算編成に結びつくよう、例えば新規重要政策や多年度で新たなに予算が拡充される政策について
は、骨太方針の策定に向けた政策立案段階からEBPMのためのエビデンス整備を図るとともに、事後的検証等を計画的に取り組んでいくことが重要。
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エビデンス整備プランの関係省庁に対するアンケート調査
取組の評価
【エビデンス整備プランの取組】
• EBPMに基づく経済・財政一体改革を推進するため、2020年10月
にEBPMアドバイザリーボードを設置。
エビデンス整備プランに
基づく新規の取組状況
全ての既存の
取組で対応
• 同プランの取組により、データ整備は一定程度進んだものの、依然デー
タ不足がEBPMの進まない大きな要因。また、骨太方針策定前に
EBPMの設計に取り組んだ割合は2割にとどまっている。
全て新規
の取組
7%
36%
• 2021年8月には、主要分野の重要施策を対象に「エビデンス整備プ
ラン」を策定し、データの整備や検証・分析により、施策と政策目標・
KPIの因果関係を示すエビデンスの構築を推進(2023年時点で17
の施策を対象)。
• 得られたエビデンスに基づき、施策と効果の因果関係等を踏まえて施
策の改善点やKPIの妥当性を精査し、取組の改善やKPIの見直し、
ロジックモデルの精緻化を図り、改革工程表2023等に反映した。
(改革工程表等に反映した結果はP14~P18のとおり)
EBPM
70
60
新規取組内容
%
56
50
33
40
22
30
20
57%
一部新規の取組
を実施した
%
50
40
EBPM推進の阻害要因
44
0
データ収集等 KPI等の設定
EBPMの設計に着手した時期
22
21%
20
骨太方針策
定前
21%
7%
10
0
ロジックモデル
の改善
政府予算案策定後、
予算審議中
33
30
10
50%
データの
不足
予算の
不足
専門知識
ノウハウ
翌年度予算の編成
作業期間
骨太方針策定後、
翌年度予算概算要求前
(備考)エビデンス整備プランの対象となった施策を所管する関係省庁を対象に、プランの策定にあたり新たに取り組んだことや
EBPMの設計に着手した時期に関する事項等をアンケートにより調査(2024年2月に実施。有効回答数は16件。)。
今後の課題
• 経済・財政一体改革においてワイズスペンディングを徹底していく観点から、引き続きEBPMの強化に取り組んでいくことが重要。
• エビデンス整備プランに基づく取組成果を横展開するとともに、EBPM推進の3つの阻害要因(データ・予算・ノウハウ)の克服に向け、関係省庁のデー
タ活用や研究・分析機能の連携強化を図り、質の高いEBPMを推進する体制を構築していくことが重要。
• 今後、EBPMの手法を取り入れた政策立案を行い、予算編成に結びつくよう、例えば新規重要政策や多年度で新たなに予算が拡充される政策について
は、骨太方針の策定に向けた政策立案段階からEBPMのためのエビデンス整備を図るとともに、事後的検証等を計画的に取り組んでいくことが重要。
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