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【資料1-4】 新型インフルエンザ対策に関する小委員会・危機対応医薬品等に関する小委員会合同会議での委員意見[830KB] (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》
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(別紙6)

サーベイランスに関するガイドラインについて
1)全体的に、水平サーベイランスと垂直サーベイランス等の系統的
で戦略的な考え方が示されておらず、今般の COVID-19 の教訓が活
かされていない。
2)6 ページ:患者発生の動向把握のところで、平常時のサーベイラ
ン ス に 、 も っ と も 基 本 的 な IBS で あ る Notifiable disease
surveillance および急性呼吸器感染症サーベイランスが記載され
ていない。また、ワクチン副反応サーベイランスとしての VSD、あ
るいは効果を評価するための枠組みを設置しておくべきである。
3)9 ページ:早期探知のためには、疾患を指定してではなく、SARI
としての p サーベイランスで無いと探知は出来ない。
4)15 ページ:「JIHS は、国内外の研究機関等と連携して、病原体
に関する情報(遺伝子情 報、抗原性の情報等)、疫学情報(症状、
症例定義、致命率等)、治療法及び 予防法に関する情報(治療薬
の有効性等)等を収集・分析し、速やかに厚生 労働省等関係機関
に報告する。」とあるが、研究の枠組みでできることではない。
COVID-19 と同じことになる。
5)16 ページ:「二類感染症、 三類感染症、四類感染症又は五類感
染症の疑似症のう ち、 当該感染症にかかった場合の病状の程度
が重篤であるものが発生 し、 又は発生するおそれがあると認め
たとき、 都道府県知事は、 当該 感染症の患者を診断し、 又は当
該感染症により死亡した者の死体を検 案した医師に、 当該患者
について報告を求め、 当該 報告に 基づく 疑似 症サーベイラン
ス(全数把握)を検討の上、開始する。」と記載されているが、新
興感染症の場合の想定が記載されていない。
6)22 ページ、15 ページ:初動期から対応期にかけては、重症化因
子、治療効果、ワクチンの効果、副反応、また、今後の広がりを予
測する数理モデルのために、接触頻度や行動に係わるデータを収
集するための垂直サーベイランスを設置する必要がある。

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