よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


【資料1-4】 新型インフルエンザ対策に関する小委員会・危機対応医薬品等に関する小委員会合同会議での委員意見[830KB] (22 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

また、継続的な能力強化のためには、On-the-job training を
継続することを明示したほうがよいと思います。
・初動期.2. 感染症インテリジェンス実施体制の強化(p11)につ
いて
専門家の長期海外派遣をさらに強化し、ネットワークを強化す
ることは重要だと思います。
・初動期の(3)政策上の意思決定(p16)について
「危機管理のリスコミは平時から」の考えに基づけば、第二段落
で、「雇用や消費の状況等....」に市民(国民)の考え(意見や
受け止め)も考慮する対象に加えてはどうでしょうか。
・4.情報収集・分析から得られた情報の公表(p17)
国民、メディア、住民への情報提供・共有を評価する仕組み
(フィードバック、PDCA)を記載すると良いと思います。すなわ
ち、傾聴により、市民の不安や認知度を評価することを書き込む
とよいと思います。リスクメッセージが一方的になり、市民の関
心や理解と乖離することをさける仕組みを構築することは重要で
す。
・表:各期において収集する情報の一例(p18〜)について
病原体の把握、病態・臨床情報、研究開発状況など幅広い分野
にまたがりますが、「専門家ネットワーク」を通じた情報収集は
重要かと思いますので何らかの形で書き込んでおくとよいのでは
と考えます。
また、「国民生活及び国民経済...」の項目では、リスコミの双
方向の対話、傾聴による把握も加えるとよいと思います。
・(参考)積極的疫学調査の実施要領(p26)について
感染症のコントロールは、感染源対策、感染経路対策、感受性
者対策の3つが柱となると言われています。それらに必要な情報
を収集分析することが積極的疫学調査の目的となるかと思いま
す。ここで記載する積極的疫学調査の目的に、感染源の特定、リ
スク因子の特定、感受性者の状況を含める方がよいと思います。
また、「地域ごとの発生段階の把握」は「地域ごとの流行状況の
把握」とするほうが一般的なように思います。
22