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【資料1-4】 新型インフルエンザ対策に関する小委員会・危機対応医薬品等に関する小委員会合同会議での委員意見[830KB] (28 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》
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また予防内服の使い方に関しては、局在している場合の封じ込め
として使う場合もありますが、高齢者施設など重症化しやすい集
団における発生の際に行うこともありえると思います。
・第2節 患者や濃厚接触者以外の住民に対する要請等(p12)、
第3節事業者や学校等に対する要請(p14)について
自粛要請などの介入を行う際には、その効果を評価するための調
査・情報収集・分析方法について事前に検討し、速やかに実施す
ることを記載してはどうでしょうか。対策の PDCA を回すために
も、リスクコミュニケーションのためにも重要かと思います。

予防接種(ワクチン)に関するガイドラインに関するコメント
・総論、ワクチンを用いた基本戦略について
ワクチンの重症化予防、感染・感染拡大予防の効果には不確実性
が高いこと、重症化予防を第一の目的とすること、感染予防や感
染拡大予防については、その評価次第で、まん延防止策に組み込
み基本戦略を検討すること、などを示してはどうかと思います。
・4.情報提供・共有(p42)について
(1)
総論において、何を情報提供するかについて記載する
必要があると思います。例えば、ワクチンについての解説、接
種対象者、接種状況、免疫保有状況、有効性、安全性、市民の
認識や懸念(vaccine hesitency 含む)などを、包括的に分か
りやすくとりまとめた”ワクチン・予防接種報告”を提供する
することが重要かと思います。
・5.有効性・安全性に関する調査について(p46)
b で示す匿名化されたデータベースや NDB を用いた分析では評価
の限界があると思われる。パイロット地区や集団を用いるなどし
て、症例とワクチン接種情報を個人レベルで連結した補足的な調
査・研究を適宜検討、推進することを追記してはどうでしょう
か。

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