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【資料1-4】 新型インフルエンザ対策に関する小委員会・危機対応医薬品等に関する小委員会合同会議での委員意見[830KB] (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_41225.html
出典情報 厚生科学審議会 感染症部会(第87回 7/17)《厚生労働省》
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・「4.感染症のリスク評価に基づく....感染症対策の判断及び実
施」「5.情報及び分析結果の公表」(p.27)に関して
前述した内容と重複しますが、都道府県等を主語とした、情報の
分析、対策の判断・実施、リスクコミュニケーションの実施の記
載が少ないと思います。「国は」を主語とした記載の多くは「都
道府県は」にも当てはまると思います。リスク評価、リスク管
理、リスクコミュニケーションの連携体制は、都道府県等でも実
現する必要があると思います。
また国や自治体が情報還元を行う際には、フォーマットの共通化
も重要だと思います。自治体ごとに公開情報の基本的な項目が異
なっていたり、csv でデータを公開する自治体もあれば、PDF の
みである自治体もあります。累積データとともに直近のデータを
ともに公開する自治体もあれば、直近週のみのデータで過去のア
ーカイブは見えない形とするところもあるなどで利用可能性が偏
っているのが現状かと思います。

情報提供・共有、リスクコミュニケーションのガイドラインに対す
るコメント
・タイトルについて
「リスクコミュニケーション、情報提供・共有のガイドライン」
へと語順を変えたほうがよいと思います。
リスクコミュニケーションは、「情報提供・共有」を包括する概
念だと考えます。
・第 1 章はじめに(p3)について
「リスクコミュニケーションとは」について、その理念や概要を
解説する段落を設けるとよいと思います。現在の書き方ですと、
国が情報を発信する「リスクメッセージ」に偏っているように思
いますが、リスクコミュニケーションで重要なことは、傾聴、双
方向の意見交換、信頼性の確保と維持、透明性の担保などにある
と思います。そのうえで、準備期や危機発生時の迅速なリスクメ
ッセージの発信について記載すると、第2章の理解の助けとなる
と思います。
・「リスク評価」「リスク管理」「リスクコミュニケーション」の
体制について
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