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新たな「高齢社会対策大綱」(案) (22 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kourei/public_comment/r06_0905.html
出典情報 新たな「高齢社会対策大綱」案(9/5)《内閣府》
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侵襲性診断技術や早期診断技術の開発、QOL(クオリティ・オブ・ライフ:
生活の質)の維持向上の観点を含めた高齢のがん患者に適した治療法等を
確立する研究、迅速な社会実装に向けた研究開発等を推進する。

(6)

人生の最終段階における医療・ケアの体制整備
人生の最終段階における医療・ケアについては、医師等の医療従事者か
ら適切な情報の提供と説明がなされた上で、これに基づいて医療・ケアを
受ける本人が多専門職種の医療・介護従事者から構成される医療・ケアチ
ームと十分な話し合いを行い、本人の意思決定を基本として行われること
が重要である。このため、本人が家族等や医療・ケアチームと事前に繰り
返し話し合うプロセスである ACP(アドバンス・ケア・プランニング)に
ついて、患者の相談に適切に対応できる人材の育成等による体制整備を行
うとともに、国民向けの情報提供・普及啓発を推進する。

(7)

身寄りのない高齢者への支援
高齢期において、望まない孤独や社会的孤立に陥ることを防ぐため、地
域におけるインフォーマルな関係づくりが重要となることから、地方版孤
独・孤立対策官民連携プラットフォームの設置に向けた伴走支援等の実施
や重層的支援体制整備事業等の活用により、自治会や町会、スポーツ団体
や NPO 等のボランティア団体等、地域の多様な団体が連携して支援する環
境整備に取り組み、日常生活での緩やかなつながりづくりや居場所づくり
を推進する。
地域の関係機関が身寄りのない高齢者を円滑に支援するためのガイド
ラインの作成や相互のネットワークの構築等について、都道府県・市区町
村における取組事例を収集し、情報提供を行うこと等により促進する。
身寄りのない高齢者等の相談を受け止め、地域の社会資源を組み合わせ
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