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資料2-2 日本製薬工業協会 御提出資料 (50 ページ)

公開元URL https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2409_04medical/241125/medical03_agenda.html
出典情報 規制改革推進会議 健康・医療・介護ワーキング・グループ(第3回 11/25)《内閣府》
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EHDSがもたらすメリット
 ヘルスデータの再利用は、年間約 250から300 億ユーロの価値があると推定されている。この数字
は10年以内に約500億ユーロに達すると予想されている。
 ヘルスケア間のヘルスデータの相互運用性の向上は、EU加盟国で撮影された医療画像の約10%
(年間約140億ユーロ)が不要になることを考えると、患者とヘルスケアシステムにとって大幅な節約に
つながる可能性がある。また、電子処方箋のおかげで、医療品の調剤ミスを平均6%、よりデジタル化
された国では最大15%減らすことができた。また、国境を越えた文脈でMyHealth@EUを体系的に
使用することで、国境を越えた電子処方箋のサービスを通じて全体で20から30億ユーロの節約にな
ると推定されている (10 年間で3700万から5200万ユーロの追加調剤に相当)
 EHDSは、より効果的でアクセスしやすくレジリエンスのある医療と生活の質の向上を可能にすると同時
に、個人が自分のヘルスデータを管理できるようにし、データ経済の可能性を解き放つ。
 EUは、医療データの大きな可能性を利用して、欧州全体の豊富なヘルスデータを市民のための知識
に変え、病気の予防、診断、治療を改善する必要がある。
 研究者、イノベーター、および政策立案者は、プライバシーを保護する方法で安全にデータをより効果
的に使用できるようになる。
 ヘルスデータとデータサイエンスは、公衆衛生を劇的に変革し、ヘルスケアシステムに革命をもたらし、救
命医療の改善を可能にする。ヘルスデータは、最も必要とする患者のための新しい医療製品や治療法
の開発を加速させる上でも重要な役割を果たすことができる。
0d0183_800384e0ea83464488bee8ee4620fa31.pdf (nfi-japan.org)

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