参考資料4 都道府県の推薦について (133 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_51404.html |
出典情報 | がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第25回 2/13)《厚生労働省》 |
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本県の地域特性と整備にあたっての方針
・がん診療については基本的に二次医療圏内で対応しているが、専門的で高度ながん診療については二次
医療圏の枠を超えて県全域で対応する。
・地域がん診療連携拠点病院については4つの二次医療圏を基本として整備しているが、人口も医療資源
も金沢市を中心とする石川中央医療圏に集中しており、国が定める指定要件を満たす医療機関が能登北
部・能登中部医療圏には存在しないことから、高度ながん医療については石川中央医療圏の地域がん診療
連携拠点病院で役割分担をしながらカバーする体制を確保する。
・高齢のがん患者が増加する中で、一般的ながん診療や緩和ケア等については身近な環境でがん医療を受け
ることができるよう、地域がん診療連携拠点病院と県指定の地域がん診療連携協力・推進病院の連携体制を確保
する。
・がん医療が高度化する中で質の高いがん医療の提供を推進するためがん医療の均てん化と共に医療機関
間の役割分担を踏まえた集約化を推進する。
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県立中央病院と金沢大学附属病院の役割分担
金沢大学附属病院は、特定機能病院として、薬物療法や放射線治療などの専門部署であるがんセンター
を置き、がんの集学的治療を行うとともに、地域がん診療連携拠点病院等のがん医療の中心となる医師を
対象とした薬物療法、放射線治療、緩和ケア等に関する研修を行うなど、地域がん診療連携拠点病院のが
ん診療レベルの向上を図り、本県におけるがん診療の均てん化を進めていく役割を担う。
一方、県立中央病院は、唯一の県立総合病院であり、県内すべての地域の医療機関との間で患者の受入
や紹介といった地域連携を進めているほか、積極的な診療支援を行うなど、県全域を支援する。
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