参考資料4 都道府県の推薦について (258 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_51404.html |
出典情報 | がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第25回 2/13)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
今回の指定推薦等に係る本県の考え方について
○
がんは昭和56年以来、本県の死亡原因の1位であり、年間約5千人の県民ががんにより亡くなっている。
これまで、がん予防や検診に関する普及啓発、がん登録事業、緩和ケア病棟の整備等、各段階に応じたがん
対策を講じてきたが、がんによる死亡は今なお増加しており、がん対策は本県の保健・医療施策の中で非常に
重要な課題となっている。
○
こうしたことから、県では、地域のがん医療の中核を担うがん診療連携拠点病院の整備を推進してきたとこ
ろであり、令和6年3月に策定した「第4期山口県がん対策推進計画」に基づき、がん医療水準の更なる向上
を目指して、診療機能の充実等を図ることとしている。
なお、本県においてがんの医療圏(以下「医療圏」という。)と2次医療圏は一致している。
○
がん診療連携拠点病院については、各地域において等しく質の高いがん医療を提供するため、医療圏に1箇
所の整備を基本とするとともに、その指定要件を充たす病院が医療圏内にない場合には、地理的に隣接する医
療圏において、当該医療圏からの患者受入が多いがん診療連携拠点病院とのグループ指定により、地域がん診
療病院を整備することで、圏域全体をカバーできるようにすることとしている。
○
本県では、8つの医療圏のうち5医療圏においてがん診療連携拠点病院の指定を受けており、そのうち、宇
部・小野田医療圏の山口大学医学部附属病院は、都道府県がん診療連携拠点病院として本県がん診療連携の中
核的役割を担っている。
また、がん診療連携拠点病院のない3医療圏については地域がん診療病院を整備し、がん診療連携拠点病院
と連携して専門的ながん医療の提供等を行っている。
○
今回、5医療圏のがん診療連携拠点病院、3医療圏の地域がん診療病院の現況報告を提出する。
258