参考資料4 都道府県の推薦について (83 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_51404.html |
出典情報 | がん診療連携拠点病院等の指定に関する検討会(第25回 2/13)《厚生労働省》 |
ページ画像
プレーンテキスト
資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。
資料5-2
3 同一医療圏に複数配置する拠点病院の役割分担
<さいたま>
さいたま赤十字病院は、幅広いがん種と合併症に対応可能であり、サイバーナイフ治療やがんゲノム治療に対応。
さいたま市立病院は、当該医療圏の患者を中心に地域医療に貢献。
自治医科大学さいたま医療センターは、空白医療圏である利根医療圏の患者も多く受け入れるとともに、希少がんや血液がんの造血幹細
胞移植に対応。
<南部>
川口市立医療センターは、公立病院として地域医療を支えながら、悪性腫瘍の手術を多く実施。
済生会川口総合病院は、人材育成や、地域の医療機関との積極的な医療連携に貢献。
戸田中央総合病院は、医療圏内の拠点病院で唯一の緩和ケア病棟を有し多くの緩和ケア外来患者に対応。
<東部>
春日部市立医療センターは、初診から末期がん在宅医療まで切れ目のない医療を提供し、利根医療圏のがん医療も補填。
獨協医科大学埼玉医療センターは、AYA世代のがん患者に対する妊孕性温存療法や、がんゲノム治療に対応。
<県央>
埼玉県立がんセンターは、都道府県拠点病院として、全県を対象とした、高度で先進的ながん医療を提供。
上尾中央総合病院は、総合的な診療機能を有し、人工透析や基礎疾患を有する患者を受け入れている。
4 新規推薦(防衛医科大学校病院:西部医療圏)
○現在、埼玉医科大学国際医療センターが西部医療圏の地域がん診療連携拠点病院に指定されている。
○西部医療圏は、東西に長い医療圏であり、空白医療圏の秩父医療圏と隣接している。
○防衛医科大学校病院は、西部医療圏東部に位置しており、公共交通機関とのアクセスが良く、医療圏東部(所沢市、
狭山市、入間市)の患者を多く受け入れている。一方、埼玉医科大学国際医療センターは、医療圏西部に位置して
おり、秩父医療圏の患者も多く受け入れている。西部医療圏に複数設置することにより、西部医療圏のがん患者の
利便性がより一層図られることが期待できる。
○血液がんでは、移植認定施設として造血細胞移植にも対応している。
○大学病院として埼玉医科大学国際医療センターと共に医師等の育成に力を入れており、相互の連携体制が構築され
83
ている。