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【参考資料1】第3期全国医療費適正化計画の実績に関する評価(実績評価) (17 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56697.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第193回 4/3)《厚生労働省》
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たばこ対策
第3期全国医療費適正化計画においては、がん、循環器疾患等の生活習慣病
の発症予防のためには、予防可能な最大の危険因子の一つである喫煙及び受動
喫煙による健康被害を回避することが重要であるとし、こうした喫煙による健
康被害を予防するため、たばこの健康影響や禁煙についての普及啓発に取り組
むことを目標として定め、定量的な数値目標は設定しなかった。
その上で、たばこに関する定量的な数値について見ると、国民健康・栄養調
査の結果における「現在習慣的に喫煙している者の割合」の推移は以下に示す
とおりである(表 13)。令和5年の調査によれば、年齢階級別にみて、40~50
歳代男性でその割合が高く、3割を超えている。(表 14)
第4期全国医療費適正化計画においても、引き続き、たばこの健康影響や禁
煙についての普及啓発に取り組むことを目標として定めた。
表 13

現在習慣的に喫煙している者の割合(20 歳以上、平成 30 年~令和5年、単位:%)

平成 30 年 令和元年 令和2年 令和3年 令和4年 令和5年
17.8
16.7
14.8
15.7
現在習慣的に 総数
喫煙している 男性
29.0
27.1
24.8
25.6
者の割合
女性
8.1
7.6
6.2
6.9
出典:令和5年「国民健康・栄養調査」の概要
(※)「現在習慣的に喫煙している者」とは、たばこを「毎日吸っている」又は「時々吸う日がある」
と回答した者。なお、平成 24 年は、これまでたばこを習慣的に吸っていたことがある者のうち、
「この1ヶ月間に毎日又はときどきたばこを吸っている」と回答した者。
(※)令和 2 年及び 3 年は調査中止

表 14

現在習慣的に喫煙している者の割合(20 歳以上、性・年齢階級別、令和5年)

20~29

30~39

年齢階級別
40~49 50~59

25.6

20.6

29.9

33.4

31.5

28.5

16.2

6.9

5.2

8.7

10.1

11.7

7.1

2.3

年齢(歳)

総数

男性(%)
女性(%)

60~69

70~

出典:令和5年「国民健康・栄養調査」の概要



予防接種
第3期全国医療費適正化計画においては、疾病予防という公衆衛生の観点及
び国民の健康の保持の観点から、予防接種の適正な実施が重要であることから、
予防接種の対象者が適切に接種を受けられるようにするために、関係団体との
連携や普及啓発等の取組を行うことを目標として定め、定量的な数値目標は設
定しなかった。
第4期全国医療費適正化計画においても、関係団体との連携や普及啓発等の
取組を行うことを目標として定めた。

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