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【参考資料1】第3期全国医療費適正化計画の実績に関する評価(実績評価) (32 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56697.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第193回 4/3)《厚生労働省》
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導等を行う。

④保険者別の後発医薬
品の使用割合を公表
する。

その上、安定供給が確保できる企業を可視化し、当該企業の
品目を医療現場で選定しやすくするため、企業が公表すべき内
容やその方法等を定めたガイドラインを策定した。
平成 30 年度実績から、保険者別の後発医薬品の使用割合
を公表した。

また、一部の都道府県において、後発医薬品への理解を促進するための出
前講座、ポスター・リーフレット等の作成・配布による普及啓発等の取組を
行った。
(3)後発医薬品の使用促進に向けた課題と今後の施策について
後発医薬品の使用割合については、令和 11 年度末までに医薬品の安定的な
供給を基本としつつ、後発医薬品の数量シェアを全ての都道府県で 80%以上
とすることを主目標とし、バイオ後続品に 80%以上置き換わった成分数を全
体の成分数の 60%以上とすること及び後発医薬品の金額シェアを 65%以上と
することを副次目標とすることとしており、第4期全国医療費適正化計画に
おいても引き続き後発医薬品の適切な使用の促進に向けた取組を推進する。
具体的には、①から④までの取組を引き続き実施するほか、後発医薬品の
ある先発医薬品の選定療養の取扱について周知等を行う。また、医薬品の適
正使用の効果も期待されるという指摘もあるフォーミュラリの運用について
周知を行うとともに、「安定供給の確保を基本として、後発医薬品を適切に
使用していくためのロードマップ」(令和6年9月策定)及び「バイオ後続
品の使用促進のための取組方針」(令和6年9月策定)に掲げられた取組を
推進する。
2 医薬品の適正使用の推進に向けた取組
(1)医薬品の適正使用の推進に向けた取組
第3期全国医療費適正化計画においては、医薬品の適正使用に向けた国の
取組として、以下のような取組を記載した。
①保険者協議会を活用した重複投薬の是正に向けた取組
②処方医と連携したかかりつけ薬剤師・薬局による取組
③複数種類の医薬品の投与を受けている患者に対して、その服薬状況の分析
も踏まえた、保険者協議会を通じた保険者等による医療機関及び薬局と連
携した服薬状況の確認及び併用禁忌の防止の取組
(2)医薬品の適正使用の推進に向けた取組に対する評価・分析
(1)で列挙した国の取組の実施状況については、表 23 のとおり。
表 23

第 3 期全国医療費適正化計画における記載及び対応する取組(医薬品の適正使用の推進)

項目
①保険者協議会を活用
した重複投薬の是正
に向けた取組

国が行った取組
毎年度、国から都道府県に対し重複投薬に係るデータを
提供した。

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