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【参考資料1】第3期全国医療費適正化計画の実績に関する評価(実績評価) (4 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56697.html
出典情報 社会保障審議会 医療保険部会(第193回 4/3)《厚生労働省》
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第二

医療費の動向等



全国の医療費について
令和4年度の国民医療費(実績)は 46.7 兆円、令和5年度の国民医療費(実績
見込み)は 48.0 兆円となっており、令和5年度の国民医療費(実績見込み)は前
年度に比べ、2.9%の増加となっている。
また、過去 10 年の推移を振り返ると、国民医療費の伸び率は、新型コロナウイ
ルス感染症による受診控えなどの影響が生じた令和2年度を除き、年度ごとにば
らつきはあるものの、毎年度2~3%程度ずつ伸びる傾向にある。また、国内総
生産に対する国民医療費の比率は、平成 21 年度以降、7%を超えて推移している。
後期高齢者の医療費についてみると、平成 12 年度の介護保険制度の導入に伴い、
後期高齢者の医療費の一部が医療保険制度の対象範囲から除外されるようになっ
たこと、平成 14 年 10 月から高齢者の医療費の対象年齢が段階的に引き上げられ
ていること等により、平成 11 年度から平成 17 年度まではほぼ横ばいとなってい
るものの、後期高齢者医療制度が開始された平成 20 年度以降、令和2年度を除き
伸び続けており、令和4年度(実績)において 17.8 兆円、令和5年度(実績見込
み)において 18.6 兆円と、全体の約 39%を占めている。(図1)
図1

国民医療費の動向

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