資料3 有料老人ホームの現状と課題・論点について (86 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_56981.html |
出典情報 | 有料老人ホームにおける望ましいサービス提供のあり方に関する検討会(第1回 4/14)《厚生労働省》 |
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(3)有料老人ホームにおけるいわゆる「囲い込み」対策のあり方(続き)
◆ 在宅の区分支給限度基準額の一定程度相当を使えば家賃を減免している、家賃を不当に安く設定しているホームも散見される
ため、不適切な契約書を是正することが重要。
◆ 過剰な介護サービス提供の問題は、実態把握や改善指導の実効性の確保、報酬体系の見直しについて議論のうえ、透明性の高
い運用が担保されるべき。
◆ いわゆる「囲い込み」の状況になってしまう実態として、介護報酬の仕組みにも問題があるのではないか。利用者の尊厳や利
益を考慮し、できるだけ分かりやすい報酬体系になるように検討が必要ではないか。
◆ 入居者に対する過剰な介護サービスの提供への実効性ある対応については、介護支援専門員の独立性を高めていくことが求め
られるため、例えば独立型事業所への報酬上の手当などが必要ではないか。
◆ 介護保険の利用者にとっては自由な選択・意思決定と自立支援を両立する質の高いケアプランが重要であり、その点検と介護
支援専門員の役割が重要ではないか。
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