「制度編（仮名加工情報）」について
（１）仮名加工情報を利用する際の考え方
 仮名加工情報の利用を促進するため、個人情報、匿名加工情報及び統計情報と比較し以下の
特徴があることを紹介。
 仮名加工情報は、変更前の利用目的と関連性を有すると合理的に認められる範囲を超える利
用目的の変更を本人の同意なく行うことが可能であること
 仮名加工情報は、匿名加工情報や統計情報と比べて個人ごとの特徴を詳細に残して比較的
簡便に加工を行うことができること

（２）仮名加工情報の作成に当たって求められる加工
 仮名加工情報の作成に当たって法令上求められる以下の加工基準について、ガイドライン、Q&A
等の記載を踏まえ解説。また、仮IDへの置き換え等について追加的に説明。
＜仮名加工情報の加工基準（施行規則 ※第31条）＞
①特定の個人を識別することができる記述等の削除
②個人識別符号の削除
③不正に利用されることにより財産的被害が生じるおそれのある記述等の削除
※個人情報の保護に関する法律施行規則

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