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医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会 資料 (52 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24270.html |
出典情報 | 医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会(第4回 5/11)《厚生労働省》 |
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個人情報保護法解釈の混迷の原因を踏まえた立法
3.仮名加工医療情報は、本人保護への脅威ではなく保護強化である。
したがって、「これは個人情報である(仮名化された個人情報であ
る」)と位置付けることにより、個人情報保護法の統制の下で扱うように
すれば、医療分野における提供のあり方も、実質的リスクに応じた一定程
度緩和し利活用を許容する立法政策が可能となる。
すべての分野で仮名化での流通を止めた上で、医療創薬分野のように必
要が高く、かつ法的統制の実効性が担保された設計と運用が可能である特
定分野に限定して、一部元に戻すというのが本提案である。
この趣旨を共有しないと、「現行法でできないとされていることを、法
改正でできるようにするというのは理解できない」という反応を招きかね
ない。
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3.仮名加工医療情報は、本人保護への脅威ではなく保護強化である。
したがって、「これは個人情報である(仮名化された個人情報であ
る」)と位置付けることにより、個人情報保護法の統制の下で扱うように
すれば、医療分野における提供のあり方も、実質的リスクに応じた一定程
度緩和し利活用を許容する立法政策が可能となる。
すべての分野で仮名化での流通を止めた上で、医療創薬分野のように必
要が高く、かつ法的統制の実効性が担保された設計と運用が可能である特
定分野に限定して、一部元に戻すというのが本提案である。
この趣旨を共有しないと、「現行法でできないとされていることを、法
改正でできるようにするというのは理解できない」という反応を招きかね
ない。
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