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医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会 資料 (86 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24270.html |
出典情報 | 医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会(第4回 5/11)《厚生労働省》 |
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【解説】
「検索することができるように体系的に構成したもの」とは、一言で言うならデータベース
(DB)のことである。このDBの構造を示すときには、テーブル(表)を使うことが一般的であ
る。
物理的なデータ・ファイルの構造やユーザー・インタフェースがテーブル(表)形式である
か否かに関わりなく、論理的にテーブル(表)形式でデータが記録されていると捉えられるか
ということである。
どのような種類のDBであっても、その構造は、テーブル(表)を使って統一的に捉えること
ができる。(フィールドが1列でレコードの配列がランダムであってもよい。また「利用目的
の特定」は、あらかじめ特定する義務なので、DB上に一切の記録がない場合も含む。その場合
は個人データを記録するための構造が用意されていればよい。)
このテーブル(表)を構成する列を「フィールド」と呼び、行を「レコード」と呼ぶ。
フィールド(列)とは、レコード(行)を構成する個々のデータを切り分ける単位であり、
例えば、上図のテーブル(表)には「ID」「氏名」「フリガナ」「性別」「電話番号」「生年
月日」その他「乗降履歴」という7つのフィールド(列)がある。
レコードとは、関連するデータの集合物である。ここでは7つのフィールド(列)のデー
タが集まって1件のレコード(行)を構成している。例えば、上図1行目は田中一郎さんの
「個人に関する」レコード(行)である。
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「検索することができるように体系的に構成したもの」とは、一言で言うならデータベース
(DB)のことである。このDBの構造を示すときには、テーブル(表)を使うことが一般的であ
る。
物理的なデータ・ファイルの構造やユーザー・インタフェースがテーブル(表)形式である
か否かに関わりなく、論理的にテーブル(表)形式でデータが記録されていると捉えられるか
ということである。
どのような種類のDBであっても、その構造は、テーブル(表)を使って統一的に捉えること
ができる。(フィールドが1列でレコードの配列がランダムであってもよい。また「利用目的
の特定」は、あらかじめ特定する義務なので、DB上に一切の記録がない場合も含む。その場合
は個人データを記録するための構造が用意されていればよい。)
このテーブル(表)を構成する列を「フィールド」と呼び、行を「レコード」と呼ぶ。
フィールド(列)とは、レコード(行)を構成する個々のデータを切り分ける単位であり、
例えば、上図のテーブル(表)には「ID」「氏名」「フリガナ」「性別」「電話番号」「生年
月日」その他「乗降履歴」という7つのフィールド(列)がある。
レコードとは、関連するデータの集合物である。ここでは7つのフィールド(列)のデー
タが集まって1件のレコード(行)を構成している。例えば、上図1行目は田中一郎さんの
「個人に関する」レコード(行)である。
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