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医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会 資料 (7 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_24270.html
出典情報 医療分野における仮名加工情報の保護と利活用に関する検討会(第4回 5/11)《厚生労働省》
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これまでの検討会で頂いた主なご意見
(情報の利活用の仕組み)
<総論>
▶ 公衆衛生例外や学術研究例外だけではカバーしきれないニーズがあるという点は事実だが、その一方で、
同意に全て依拠するのがいいのかと言えば、それも疑問である。同意だけではなく、どのような形で情報を
使っていくのかという点を含めたルールづくり、あるいは、同意に代わりうる実質的なガバナンスは何なの
かという点も含めて議論していく必要があるのではないか。
<情報のフィードバック等>
▶ 例えば、フランスは日本以上に個人情報保護が厳しかった国であるが、徐々に多くの情報が使えるように
なってきた。情報取得や利用手続の透明化を図り、また、データ利活用の意義に関する説明に地道に取り組
んで来たが、このような諸外国の取組に学ぶことも必要ではないか。
▶ 情報の利活用の意義を説明するだけではなく、実際に得られた成果などを丁寧にフィードバックしていく
ことが重要。例えば、このような機器の開発に繋がった、あるいは、地域でこういうメリットがありますと
いったことをこまめにフィードバックしていくことが必要ではないか。

<情報利活用に当たっての審査のあり方>
▶ 医療情報の取扱いについて、例えば、倫理審査委員会を通すことによって信頼性を担保していくことは非
常に重要。このような審査委員会のあり方をどうするか、法的な枠組みの中に位置付けることが必要なの
か、実際どのように審査を行っているのか等について、ファクトを整理した上で議論した方がよいのでは
ないか。
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