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資料1-2-4診断基準等のアップデート案(第49回指定難病検討委員会資料) (18 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_25626.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 疾病対策部会指定難病検討委員会(第49回 5/16)《厚生労働省》 |
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軽症型の「限局皮膚硬化型全身性強皮症」の区別が役に立つ。「びまん皮膚硬化型全身性強皮症」では発
症5~6年以内に皮膚硬化の進行及び内臓病変が出現するため、できる限り早期に治療を開始し、内臓病
変の合併や進行をできるだけ抑えることが極めて重要である。一方、「限局皮膚硬化型全身性強皮症」で
は、その皮膚硬化の進行はなく、あってもごく緩徐である。また、肺高血圧症以外重篤な内臓病変を合併す
ることは少ないので、生命予後に関して過度に心配する必要はない。
○ 要件の判定に必要な事項
1.患者数
最新の患者数は不明であるが、約2万人程度と推定される。
2.発病の機構
不明
3.効果的な治療方法
未確立(根治的療法なし。)
4.長期の療養
必要(内臓病変を合併し、進行性である。)
5.診断基準
あり(診断基準 2010 年から全身性強皮症の診断基準・重症度分類・診療ガイドラインに改訂)
6.重症度分類
全身性強皮症の重症度分類を用いて、皮膚、肺、心臓、腎、消化管のうち、最も重症度スコアの高いもの
がmoderate以上の患者を助成の対象とする。
○ 情報提供元
「強皮症・皮膚線維化疾患の診断基準・重症度分類・診療ガイドライン作成事業」
研究代表者 熊本大阪大学大学院生命医学系研究科皮膚科学研究部 皮膚病態治療再建学分野教授 尹
浩信 藤本 学
- 18-
症5~6年以内に皮膚硬化の進行及び内臓病変が出現するため、できる限り早期に治療を開始し、内臓病
変の合併や進行をできるだけ抑えることが極めて重要である。一方、「限局皮膚硬化型全身性強皮症」で
は、その皮膚硬化の進行はなく、あってもごく緩徐である。また、肺高血圧症以外重篤な内臓病変を合併す
ることは少ないので、生命予後に関して過度に心配する必要はない。
○ 要件の判定に必要な事項
1.患者数
最新の患者数は不明であるが、約2万人程度と推定される。
2.発病の機構
不明
3.効果的な治療方法
未確立(根治的療法なし。)
4.長期の療養
必要(内臓病変を合併し、進行性である。)
5.診断基準
あり(診断基準 2010 年から全身性強皮症の診断基準・重症度分類・診療ガイドラインに改訂)
6.重症度分類
全身性強皮症の重症度分類を用いて、皮膚、肺、心臓、腎、消化管のうち、最も重症度スコアの高いもの
がmoderate以上の患者を助成の対象とする。
○ 情報提供元
「強皮症・皮膚線維化疾患の診断基準・重症度分類・診療ガイドライン作成事業」
研究代表者 熊本大阪大学大学院生命医学系研究科皮膚科学研究部 皮膚病態治療再建学分野教授 尹
浩信 藤本 学
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