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○個別事項(その7)について-2 (21 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00125.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第502回  12/3)《厚生労働省》
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報告書の確認不足に対する医療安全対策に係る課題及び論点
・ 昨今、主治医等の画像診断や病理診断を依頼した医師が、レポートの確認不足により診断が遅れ、それにより治
療開始の遅延が原因で患者が死亡する事案等が散見されている。これを踏まえ、厚生労働省より事務連絡が発出さ
れており、その中で、レポートの確認不足に対する注意喚起を図るとともに、レポートの確認不足を防止するため
の組織的対応についても言及されている。
・ 研究班の行った、全国の病院を対象としたアンケート調査によれば、半数の病院において、レポートの確認不足
を防ぐ仕組みがあり、主に画像診断部門又は病理部門により実施されている。その一方で、レポートの確認不足に
関連して、患者の治療に影響した事例が一定数存在していることから、医療安全対策の一環として取り組む必要性
が示唆されている。
・ レポートの確認不足防止の基本的対策として、主治医等への教育や第三者によるチェック等が挙げられている。

【論点】

○ レポートの確認不足に対する医療安全対策を推進することについて、主治医等と画像診断医若しくは病理診断
医との連携を含めた病院全体の医療安全に係る取組を推進する観点から、評価の在り方について、どのように考え
るか。

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