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参考資料3 病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方 (56 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29434.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第16回 11/30)《厚生労働省》
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様式 09

薬剤管理サマリー
(三豊総合病院)
本様式は、日本病院薬剤師会が推奨する「薬剤管理サマリー」を参考に処方薬剤数、入院
中の薬剤追加・中止情報、退院後の主な注意点、服薬管理に関する注意点などの項目を設け
たもので、ポリファーマシー対応を含めた退院後のシームレスな薬剤関連情報を共有する
ことを目的としている。
本様式は、退院が決まった段階で、退院時指導用の情報提供用紙やお薬手帳貼付用の情報
提供用紙の作成と同じタイミングで病棟担当薬剤師を中心に作成を開始する。
様式に記入する事項は以下の通りである。
・薬剤の管理状況や副作用歴・アレルギー歴
・調剤上の工夫(一包化、別包、粉砕の有無など)
・投与経路
・入院時持参薬
・退院時処方の内容
・入院中の経過
・ポリファーマシー対応等により追加・中止となった薬剤情報
・退院後に注意を要する事項
・服薬管理に関する注意点など
ポリファーマシーに関するチェックボックス(次頁における「ポリファーマシーに関する
チェックボックス」参照)を設けることで、受け手側もポリファーマシーを意識した介入が
行える。
本様式は、病棟担当薬剤師が作成し、かかりつけの薬局の薬剤師及び転院・転所先の医療
スタッフに対し情報提供を行う。
運用上の留意点としては、処方薬剤数を記載する欄を設けており、作成側もポリファーマ
シーを意識した作成を行うこと。また、ポリファーマシーに関する対応・検討内容を共有す
るため、ポリファーマシーに関するチェックボックス及び追加・中止となった薬剤情報の記
載欄、詳細な内容を記載するための入院中の経過欄を設けている。

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