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参考資料3 病院における高齢者のポリファーマシー対策の始め方と進め方 (58 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_29434.html
出典情報 高齢者医薬品適正使用検討会(第16回 11/30)《厚生労働省》
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様式 10

退院時のお薬について(お薬手帳を用いた情報提供の例)
(JCHO 九州病院)
本様式は、A4 サイズの文書を縮小して印刷した上でお薬手帳に貼り付けるものであり、
全ての病棟を対象に入院中の薬に関する患者情報を退院後に繋げ、その後のフォローアッ
プの継続を他施設に依頼することを目的としている。
様式の作成は入院時から始められ、記入する基本的な事項は以下の通りである。
・退院時処方
・入院中に処方中止・追加・変更された理由および経緯
・退院後の服薬上の注意点
・アレルギーの有無
・副作用の経験の有無
・調剤上の工夫(一包化、別包、粉砕の有無など)
・その他(特筆すべきもの)
上記は地域の薬剤師会と共同でアンケートを実施し、保険薬局薬剤師と九州病院薬剤師の両者が
80%以上必要と回答した項目である。

本様式は、病棟担当薬剤師が作成し、お薬手帳に貼り付けて患者に提供する。その後、患
者がかかりつけ医や転院先医療機関、かかりつけの薬局・薬剤師などの医療従事者および介
護者に対してお薬手帳を提示する。

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