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【資料1】医師の働き方改革にかかる国の動向について(221206修正) (37 ページ)

公開元URL https://www.soumu.go.jp/main_sosiki/c-zaisei/hospital/hospital.html
出典情報 医師の働き方改革に関する説明会(12/8)《総務省》
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タスク・シフト/シェアの好事例(医師事務作業補助者)

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勤務環境改善に向けた好事例集

いきいき働く医療機関サポートWeb(いきサポ)にて「勤務環境改善に向けた好事例集」を紹介しています。

事例

6

医師事務作業補助者、特定行為研修修了者
を通じた医師の診療業務への集中の促進
独立行政法人国立病院機構 埼玉病院(埼玉県和光市)

550床
急性期
医師、他

取組の内容
医師事務作業補助者の配置(リーダー2名とスタッフ27名の計29名)に加え、特定行為研修修了者の配置(救
急・外来・総合診療科・呼吸器内科に計5人配置)を行い、医師が診療行為に集中できる体制を構築した
具体的な内容

ポイント

医師を室長とする医療支援室に所属し、業務毎に7名の医
師事務作業補助者チームを組成し、属人的にならないよう
タスクシェアを行いながら業務を実施

医師がトップの組織とすることで医師の補助であることを明
確化し、チーム制にすることで教育・タスクシェアを円滑に実


医師から看護師にタスク・シフトしていた外来補助業務を医
師事務作業補助者に変更し、外来看護師も処置等の本
来業務に専念できる体制作り

看護師業務のタスク・シフトでないことを共通認識

特定行為研修修了者は、看護部ではなく診療部の配属と
し、医師との連携が取りやすい環境を整備

医師からのタスク・シフトが行いやすい組織体制

これまで医師が実施していたPICC挿入を特定行為研修修
了者チームで一手に引き受ける体制

特定行為研修修了者の習熟度が上がることで医師も安心
して依頼できる体制を構築

特定行為研修修了者は、一部の診療科で医師に代わり、
病棟管理や外来診療の補助も担当

看護師と医師の橋渡しとして機能

取組の効果
本取組によって医師の本業務への集中や、PICC挿入件数の大幅増加等の定性・定量的な効果を出すことに成功した

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