よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料5 薬学実務実習に関するガイドライン (24 ページ)

公開元URL https://www.mext.go.jp/b_menu/shingi/chousa/koutou/058/gijiroku/1411266_00003.html
出典情報 薬学実務実習に関する連絡会議(第14回 12/27)《文部科学省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

21

◎ ◎
◎ ◎

安全で有効な薬物療法に必要な医薬品情報の評価、加工を体験する。(知識・
技能)

5

緊急安全性情報、安全性速報、不良品回収、製造中止などの緊急情報を施設
6
内で適切に取扱うことができる。(知識・態度)

SBOs997

SBOs998

6 前)患者の栄養状態や体液量、電解質の過不足などが評価できる。

代表的な疾患の患者について、診断名、病態、科学的根拠等から薬物治療方
7
針を確認できる。

8 治療ガイドライン等を確認し、科学的根拠に基づいた処方を立案できる。

SBOs1004

SBOs1005

SBOs1006

◎ ◎
◎ ◎

アドヒアランス向上のために、処方変更、調剤や用法の工夫が提案できる。(知
12
識・態度)

処方提案に際して、医薬品の経済性等を考慮して、適切な後発医薬品を選択
できる。

13

処方提案に際し、薬剤の選択理由、投与量、投与方法、投与期間等につい
14
て、医師や看護師等に判りやすく説明できる。(知識・態度)

SBOs1010

SBOs1011

SBOs1012

△ ◎



11 入院患者の持参薬について、継続・変更・中止の提案ができる。(知識・態度)

△ ◎

SBOs1009

SBOs1008

○ ◎



5 前)代表的な輸液の種類と適応を説明できる。

SBOs1003

SBOs1007

○ ◎



前)皮下注射、筋肉内注射、静脈内注射・点滴等の基本的な手技を説明でき
る。

4

SBOs1002

患者の状態(疾患、重症度、合併症、肝・腎機能や全身状態、遺伝子の特性、
9 心理・希望等)や薬剤の特徴(作用機序や製剤的性質等)に基づき、適切な処
方を提案できる。(知識・態度)
処方設計の提案に際し、薬物投与プロトコールやクリニカルパスを活用できる。
10
(知識・態度)

◎ ◎

前)患者のアドヒアランスの評価方法、アドヒアランスが良くない原因とその対処

法を説明できる。

3

SBOs1001



前)病態(肝・腎障害など)や生理的特性(妊婦・授乳婦、小児、高齢者など)等

を考慮し、薬剤の選択や用法・用量設定を立案できる。

2

前)代表的な疾患に対して、疾患の重症度等に応じて科学的根拠に基づいた
1

処方設計ができる。

SBOs1000

SBOs999

○ ◎

医療スタッフ及び患者のニーズに合った医薬品情報提供を体験する。(知識・
態度)

4

SBOs996

大 薬 病
学 局 院

◎ ◎

薬物療法に対する問合せに対し、根拠に基づいた報告書を作成できる。(知
識・技能)

3

SBOs995

【③処方設計と薬物療法の実践(処方設計と提案)】

◎ ◎

施設内において使用できる医薬品の情報源を把握し、利用することができる。
(知識・技能)



2

1 前)薬物療法に必要な医薬品情報を収集・整理・加工できる。(知識・技能)

大 薬 病
学 局 院

SBOs994

SBOs993

【②医薬品情報の収集と活用】〔E3(1)参照〕

・「代表的な疾患」の具体的な事例を題材として、薬物療法を主
体的に評価し、安全で有効な医薬品の使用を推進するために
薬剤師が行うべき薬学的管理をPBLなどで学習する。
・上記事例において、肝腎障害、妊婦授乳婦、小児、高齢者な
どの事例を用意し、具体的な処方提案を行う。
・上記事例において、患者の栄養状態の評価から、輸液栄養療
法、電解質の過不足を考慮した処方提案を行う。
・上記事例において、患者のアドヒアランスの不良による効果不
足の事例を用意し、アドヒアランスの評価とその対処方法を提案
する。
・皮下注射、筋肉注射、静脈内注射、点滴注射などの基本的手
技を、シミュレーターなどを利用して学習する。

大学

・薬物療法に必要な医薬品情報を収集するための情報源と得ら
れる医薬品情報の特徴を振り返るために、医薬品とその対象疾
患を指定し、主な三次資料、二次資料、一次資料を入手し、そ
れぞれの情報源の違いを振り返る。
・学習した新医薬品について批判的な視点からの紹介文書を
作成する。

大学

<SBO920~924を基本とし、SBO952~957実習時に連携
して研修する。>(処方監査、服薬指導時に同時に実施する。)
・「代表的な疾患」を有する患者の薬物治療に継続的に関わり、
処方せんや薬歴、状態等の情報から、患者の病態を推察し、よ
り有効で安全な薬物療法について考察する。
・上記薬物治療の処方に適切でないと思われる所があれば、最
適な薬物療法を考え指導者に提示し、必要があれば処方医に
提案する。
・上記薬物治療において、アドヒアランスに関する問題を発見
し、収集した情報を駆使して考察し、解決策の提案を実践す
る。
・上記薬物治療において、経済面での問題を発見し、収集した
情報を駆使して考察し、適切な医薬品の選択・提案を実践す
る。

薬局

・施設での医薬品関連情報の情報源と収集方法を理解し、実
際の患者、来局者、施設スタッフに適切な医薬品情報を作成し
て提供する。
・新薬や薬効別、後発品などの薬局で役に立つ医薬品情報を
まとめる。
・医師からの問合せに適切な医薬品情報を作成して提供する。
<SBO924、953~957、991、992実習時に並行して実施>

薬局

<SBO920~924を基本とし、SBO952~957実習時に連携
して研修する。>(処方監査、服薬指導時に同時に実施する。)
・「代表的な疾患」を有する入院患者の薬物治療に継続的に関
わり、収集した患者、医薬品、薬物治療法等に関する情報を駆
使し、より有効で安全な薬物治療のために問題点を抽出し、解
決策を考察して、処方設計の提案、治療薬の変更・中止の提案
等を体験する。
・上記薬物治療において、アドヒアランスに関する問題を発見
し、収集した情報を駆使して考察し、解決策の提案を実践す
る。
・上記薬物治療において、経済面での問題を発見し、収集した
情報を駆使して考察し、適切な医薬品の選択・提案を実践す
る。

病院

・施設での医薬品関連情報の情報源と収集方法を理解し、収
集した情報を評価・加工して適切な情報を患者、医療スタッフ
等に提供する。
・医薬品情報室や病棟での実習の中で、種々の情報源を用い
て、院内外の問合せに適切に対応する。(医薬品情報室での実
習は病棟実習に先行して行う。)
<SBO924、953~957、991、992実習時に並行して実施>

病院