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参考資料3 NIPT等の出生前検査に関する専門委員会報告書 (25 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30725.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会 NIPT等の出生前検査に関する専門委員会(第8回 2/2)《厚生労働省》
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第8回 NIPT 等の出生前検査に関する専門委員会

参考

令和5年2月2日

資料3

○ 遺伝学的検査により 13 トリソミーや 18 トリソミーと診断された場合の妊
婦及びそのパートナーの意思決定は、医療機関の方針や医療者の生命
倫理観の影響を受けやすいことが指摘されているが、胎児の形態学的状
態も把握した上で、妊婦等の意思決定を支援することが必要である。
○ また、妊婦等の希望に応じて、胎児治療や新生児医療、小児外科治療
の提供準備、療養環境の準備などを行うことが求められる。
○ 流産や子宮内胎児死亡、早期新生児死亡が予測される場合や、妊娠
の中断が選択された場合、家族を支援するという姿勢での親子に寄り添
ったグリーフケアや緩和ケア等の提供が必要であり、ピアサポートも活用
した適切な支援体制の充実が求められる。
○ 13 トリソミーや 18 トリソミー、21 トリソミーに限らず、遺伝学的検査で他の
遺伝学的疾患が判明する場合や、超音波検査等で形態学的異常が発
見される場合においても、同様に、妊婦等に対する情報やケアの提供な
どの支援が重要である。

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