よむ、つかう、まなぶ。

MC plus(エムシープラス)は、診療報酬・介護報酬改定関連のニュース、

資料、研修などをパッケージした総合メディアです。


参考資料3 NIPT等の出生前検査に関する専門委員会報告書 (33 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30725.html
出典情報 厚生科学審議会 科学技術部会 NIPT等の出生前検査に関する専門委員会(第8回 2/2)《厚生労働省》
低解像度画像をダウンロード

資料テキストはコンピュータによる自動処理で生成されており、完全に資料と一致しない場合があります。
テキストをコピーしてご利用いただく際は資料と付け合わせてご確認ください。

第8回 NIPT 等の出生前検査に関する専門委員会

参考

令和5年2月2日

資料3

Ⅻ おわりに
○ 本専門委員会においては、多様な分野の専門家・有識者等が委員として参画
し、NIPT をはじめとした出生前検査の在り方について、6回にわたって多角的に
熟議を重ね、本報告を取りまとめた。
○ 「Ⅳ 出生前検査に係る倫理的・社会的課題」で述べているとおり、出生前検査
については様々な倫理的・社会的課題が存在し、これらの課題を踏まえた対応
が必要であることが本専門委員会においても再確認された。
○ 一方で、女性就業率の上昇や出生年齢の高年齢化などの社会環境の変化等
の背景のもと、妊娠・出産の当事者である妊婦及びそのパートナーは、様々な不
安や葛藤を抱えているという実態も再認識され、妊娠・出産・育児に係る当事者
への寄り添った支援・ケアの一環として出生前検査を位置づけ、正しい情報を得
た上で希望する妊婦が受検できるよう適正な体制整備を図ることが必要とされた。
○ 本報告書を踏まえ、行政、関係学会、関係機関等が連携し、適切な対応がなさ
れることを期待したい。
○ 本専門委員会は今後も引き続き開催し、運営機構の運用状況等を踏まえ必要
な議論を行うとともに、「Ⅺ その他の論点(今後の課題等)」に記載した諸課題等
も含め検討を継続する。

31