資料-2参考2 認知症 (3 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00002.html |
出典情報 | 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第2回 4/19)《厚生労働省》 |
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調査研究事業の背景と目的
1-1-1 調査研究事業の背景
認知症患者が 600~700 万人いるといわれる中、介護の現場では、利用者の認知症による行動・
心理症状である BPSD を測る指標については複数の指標が設定され、適切な対策を講じることに
より、その症状の軽減や緩和、改善に向けた取組みが始まろうとしている。
一方、認知症は、行動・心理症状だけではなく、認知機能や生活機能の面においても、できる
こと、できないことを適切に評価し、適切な介入を行うことで、機能の改善を図り、介護者の負
担の軽減を図るとともに、被介護者の生活の質の向上を目指していくことが求められる。
現状、認知症の認知機能・生活機能に関する評価指標は、医学モデルによるものが中心であり、
介護現場のスタッフが、医学的専門知識がなくとも、簡便に、かつ短時間で評価できるような指
標は存在しない。
1-1-2 調査研究事業の目的
本事業においては、既存の文献等をもとに、介護現場で活用できる認知機能・生活機能の評価
指標を検討し、評価表として検証を行うことを目的とする。
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