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資料-2参考2 認知症 (35 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00002.html
出典情報 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第2回 4/19)《厚生労働省》
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 評価者 A,B の評価が完全一致の評価結果のみを用いた場合も、すべて1つの因子(認知症
高齢者の認知機能)に対して高い因子負荷量を示した。
 最も高い項目は「①-1

近似記憶(場所)」、最も低い項目は「④

服薬」であり、すべて

の評価結果を用いたときと同一であった。
 すべての評価結果を採用した場合に比べ、因子負荷量の差は大きい結果となった

図表 33

因子負荷量(評価者 A,B の評価が完全一致のみ:③-1 を用いた場合)

評価者A,Bの評価が完全⼀致のみ(③-1を採⽤した場合)
段階

測定内容

設問数

N数

認知機能

共通性

①-1 近時記憶(場所)

5

1

111

0.924

0.854

①-2 近時記憶(出来事)

5

1

111

0.834

0.695

・みまもり含まない



5

1

111

0.891

0.794

・③-1 を採⽤

③-1 コミュニケーション(会話)

5

1

111

0.770

0.593



服薬

5

1

111

0.638

0.407



更⾐

5

1

111

0.850

0.723

図表 34

⾒当識

因子負荷量(評価者 A,B の評価が完全一致のみ:③-2 を用いた場合)

評価者A,Bの評価が完全⼀致のみ(③-2を採⽤した場合)
段階

測定内容

設問数

N数

認知機能

共通性

①-1 近時記憶(場所)

5

1

114

0.924

0.854
0.724

①-2 近時記憶(出来事)

5

1

114

0.851

・みまもり含まない



5

1

114

0.889

0.790

・③-2 を採⽤

③-2 コミュニケーション(関係性)

5

1

114

0.802

0.643



服薬

5

1

114

0.638

0.407



更⾐

5

1

114

0.825

0.681

図表 35

⾒当識

因子負荷量(評価者 A,B の評価が完全一致のみ:降順)

② 基準関連妥当性:Spearman の順位相関係数
 評価者 A,B すべての評価結果を用いて、合計点と認知症高齢者の日常生活自立度との相関
関係を確認したところ、相関係数では-0.47~-0.48 の中程度の負の相関を示した。
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