資料-2参考2 認知症 (33 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00002.html |
出典情報 | 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第2回 4/19)《厚生労働省》 |
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① 再現性:級内相関係数(ICC)、κ(カッパ)統計量
級内相関係数では、今回の評価対象となった 354 人の認知症高齢者に対する、それぞれの
評価者 A,B の評価結果を用いて検討を行った。
各項目の結果は表に示すとおり。
図表 27
級内相関係数
測定内容
段階
設問数
N数
ICC(2,2)
⓪-2 事前質問(みまもり)
平均測定値
5
1
354 0.86(0.83~0.89)
①-1近時記憶(場所)
平均測定値
5
1
354 0.92(0.90~0.93)
①-2近時記憶(出来事)
平均測定値
5
1
354 0.90(0.87~0.92)
②⾒当識
平均測定値
5
1
354 0.91(0.89~0.92)
③-1コミュニケーション(会話)
平均測定値
5
1
354 0.93(0.91~0.94)
③-2コミュニケーション(関係性)
平均測定値
5
1
354 0.91(0.89~0.93)
④服薬
平均測定値
5
1
354 0.87(0.84~0.89)
⑤更⾐
平均測定値
5
1
354 0.93(0.92~0.95)
図表 28 κ(カッパ)統計量
測定内容
段階
設問数
N数
カッパ係数
⓪-2 事前質問(みまもり)
5
1
354
0.586
①-1近時記憶(場所)
5
1
354
0.640
①-2近時記憶(出来事)
5
1
354
0.616
②⾒当識
5
1
354
0.590
③-1コミュニケーション(会話)
5
1
354
0.652
③-2コミュニケーション(関係性)
5
1
354
0.640
④服薬
5
1
354
0.660
⑤更⾐
5
1
354
0.702
② 内的整合性:クロンバックのα係数
評価者 A,B すべての評価結果を用いた場合、評価者 A,B の評価が完全一致の評価結果のみ
を用いた場合のいずれも、クロンバックのα係数は 0.75 前後の値を示した。
図表 29
クロンバックのα係数
測定内容
問題総数
α係数
③-1を採⽤した場合:①-1、①-2、②、③-1、④、⑤
6
0.74989
③-2を採⽤した場合:①-1、①-2、②、③-2、④、⑤
6
0.75252
評価者A,Bの評価が
③-1を採⽤した場合:①-1、①-2、②、③-2、④、⑤
6
0.76834
完全⼀致のみ
③-2を採⽤した場合:①-1、①-2、②、③-3、④、⑤
6
0.76045
評価者A,Bすべての評価
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