資料-2参考2 認知症 (32 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000162533_00002.html |
出典情報 | 令和6年度の同時報酬改定に向けた意見交換会(第2回 4/19)《厚生労働省》 |
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(1) 検討方法(信頼性)
今回、信頼性の検討を行う際に用いた手法は以下のとおり。
① 再現性
評価者間信頼性については、調査対象となった高齢者5~10名ごとに 2 名の評価者が評価し、
2 者の測定値の級内相関係数並びにκ(カッパ)係数を求めた。級内相関係数、95%信頼区間並び
にκ係数は、個々の項目について算出した。
② 内的整合性
内的整合性についてはクロンバックのα係数を算出した。
(2) 検討方法(妥当性)
今回、妥当性の検討を行う際に用いた手法は以下のとおり。
① 因子分析
評価に使用した項目のうち、事前設問を除いた項目を採用した。因子分析の実施に際しては、
③-1、③-2 のいずれかのみを用いて、それぞれ 6 項目の項目案について探索的因子分析(主因子
法、パリマックス回転、固有値 1 以上)を行ったところ、1 因子性が確認された。そのため、条件
を因子固定、回転なしに変更し再度因子分析を行ったところ、1 回目の分析と同様の結果が得ら
れた。
② 基準関連妥当性
基準関連妥当性については、今年度は認知症高齢者の日常生活自立度との相関係数を求めた。
算出に当たっては Spearman の順位相関係数を用いた。
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