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資料4:看護師等(看護職員)の確保を巡る状況と看護師等確保基本指針改定の方向性(案) (34 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_33348.html
出典情報 医道審議会 保健師助産師看護師分科会 看護師等確保基本指針検討部会(第1回 5/29)《厚生労働省》
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看護師のキャリアアップに伴う処遇改善の推進
○ 「公的価格評価検討委員会 中間整理」(令和3年12月21日)においては、看護師のキャリアアップに伴う処遇改善
について、以下のとおり、整理された。
✔「公的価格評価検討委員会 中間整理」(令和3年12月21日)(抄)
4.今後の処遇改善について
(2)処遇改善の方向性
管理的立場にある看護師の賃金が相対的に低いこと、民間の医療機関であっても国家公務員の医療職の俸給表を
参考としている場合が多いことも指摘されており、今回の措置の結果も踏まえつつ、すべての職場における看護師
のキャリアアップに伴う処遇改善のあり方について検討すべきである。


こうした「公的価格評価検討委員会 中間整理」の内容を踏まえつつ、国の機関の実態に応じて、国家公務員である
看護師がキャリアアップに伴って昇格できる環境整備を図るため、令和4年11月に、関連する人事院規則が改正され、
看護師に係る国家公務員俸給表である医療職俸給表(三)の級別標準職務表が改正された(令和5年4月1日施行)。



あわせて、「公的価格評価検討委員会 中間整理」及び公的価格評価検討委員会における議論を勘案し、令和4年12
月、厚生労働省から医療関係団体等に対して、医療職俸給表(三)の級別標準職務表の改正内容を踏まえつつ、医療
機関等において看護師のキャリアアップに伴う処遇改善の推進に係る検討が行われるよう、医療職俸給表(三)の級
別標準職務表の改正内容の周知を行うよう要請を行った。

◎医療職俸給表(三)級別標準職務表の見直しの基本的考え方
管理的立場にある看護師や、特に高度の知識経験に基づき困難な業務を処理する看護師について、キャリアアップに
伴い、より高い職務の級に昇格できる環境整備を図る。
①「副看護師長」を新たに3級に位置付け。
②「看護師長」を基本的に4級に位置付け。
③「特に高度の知識経験に基づき困難な業務を処理する看護師」を新たに3級に位置付け。
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