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2015年05月25日(月)
[健康] 成人のぜん息やアトピー性皮膚炎の患者・家族向け講演会 東京都
- 東京都は7月4日、2015年度の成人アレルギー講演会「よりよいコントロールを目指して、大人のぜん息とアトピー性皮膚炎」を開催する。ぜん息・アトピー性皮膚炎の患者とその家族、関係者などを対象にした講演会で、診療ガイドラインにもとづいた治療と日常生活における適切な自己管理で、快適な生活を送ることができることを啓発する催し(p1参照)。 日時は、2015年7月4日(土)の13時から16時30分まで。場所は、東京都議会・・・
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2015年03月31日(火)
[医療安全] 家庭用品による健康被害は1,721件と4年連続増 厚労省
- 厚生労働省は3月31日、2013年度の「家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」を発表した。この調査は、衣料品・装飾品や家庭用化学製品などによる健康被害(皮膚障害、小児の誤飲事故、吸入事故)に関する情報を収集・分析している(p10参照)。 「健康被害全体」の報告件数は1,721件と、2012年度(1,576件)にくらべて145件増加した。2010年度以降、4年連続の増加となる。このうち、家庭用品が原因と考えられる「皮膚障・・・
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2015年03月24日(火)
[経営] 改定分を除く医療費の伸びが近年で最小 日医総研
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- 日医総研ワーキングペーパー 2014年度診療報酬改定後の医療費の動向 ―2014年度上半期医療費の対前年同期比―(3/24)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 診療報酬 医療提供体制
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2015年01月23日(金)
[規制改革] 医師主導治験数4件以上などが承認要件 臨床研究中核病院検討会
- 厚生労働省は1月23日、「医療法に基づく臨床研究中核病院の承認要件に関する検討会」を開き、承認要件の「取りまとめ案」(p4~p14参照)が示された。各要件は、(1)実施体制(p5~p9参照)、(2)実績(p10~p12参照)、(3)施設(p12参照)、(4)人員(p13~p14参照)から構成される。なお、(1)と(2)を合わせ、能力要件とされている(p15参照)。 (1)では、不適正事案の防止などを目的として、病院・・・
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2014年10月08日(水)
[臨床研究] 新たな臨床研究中核病院の要件、ガバナンス体制確保等が論点に
- 厚生労働省は10月8日に、「医療法に基づく臨床研究中核病院の承認要件に関する検討会」を開催した。 我が国発の革新的・画期的な医薬品・医療機器の開発を促進するために、医療介護総合確保推進法に基づき、新たな「臨床研究中核病院」を医療法に位置づけることとなった。検討会では、この新たな「臨床研究中核病院」の承認要件を議論している。 承認要件は、「国際水準の臨床研究等を立案・実施するなどの機能を果たすために・・・
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2014年08月12日(火)
[医療安全] スプリンクラー設置状況など調べ、27年度補助金確保等に生かす
- 厚生労働省は8月12日に、「病院・診療所等におけるスプリンクラー設備の設置等に係る実態調査の実施」に関する通知を発出した。 先頃、総務省消防庁の検討部会が「有床診療所・病院火災対策報告書」をまとめ、一定の例外を除いて、床面積に関わらず病院・有床診療所等にスプリンクラー等の設置を義務付ける方向が固められた(p1参照)。 今後は、必要な政省令の改正が行われることになる。 厚労省はこの改正を前に、病院・・・
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2014年07月18日(金)
[意見募集] 床面積に関わらず有床診にも原則スプリンクラー設置を義務付け
- 総務省消防庁は7月18日に、「消防法施行令の一部を改正する政令(案)」等に関する意見募集(パブリックコメント)を開始した。提出期限は8月17日(p1参照)。 改正の内容は、(1)消防法施行令の一部を改正する政令案における「スプリンクラー設備、屋内消火栓設備(および動力消防ポンプ設備)、消火器または簡易消火器具および消防機関へ通報する火災報知設備の設置に関する基準」の見直し(2)消防法施行令の改正に関連・・・
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2014年06月20日(金)
[医療安全] 病院・有床診のスプリンクラー設置義務基準等の見直し内容決定
- 総務省消防庁は6月19日に、「有床診療所・病院火災対策検討部会」を開催した。 この日は、「有床診療所・病院火災対策報告書」案を了承した(p16~p46参照)。 スプリンクラー設置義務が課せられる施設を整理すると、まず「延べ床面積3000平米以上」の施設では、病院・有床診のいずれでもスプリンクラーの設置が義務付けられる(p9参照)(p38~p39参照)。 また、「延べ床面積3000平米未満」の施設についても、次の・・・
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2014年05月21日(水)
[医療安全] 有床診、病院(療養病床)は3千平米未満もスプリンクラー義務化
- 総務省消防庁は5月21日に、「有床診療所・病院火災対策検討部会」を開催した。 この日は消防庁当局から「スプリンクラー設備の設置義務」の見直し案が提示されている。 見直し案は、これまでの検討会の議論を踏まえたもの。 まず、スプリンクラー設置義務の対象となる有床診・病院の面積基準を「3000平米以上」に統一する。有床診は現状「6000平米以上」の施設にのみ設置義務があるため、対象が大幅に拡大される見込だ・・・
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2014年04月21日(月)
[健康] 成人のぜん息、アトピー性皮膚炎患者・家族向けの講演会を開催
- 東京都は6月7日に、平成26年度成人アレルギー講演会「上手に付き合う 大人のぜん息とアトピー性皮膚炎」を開催する。 成人ぜん息およびアトピー性皮膚炎の患者とその家族を対象にした講演会で、診療ガイドラインに基づいた治療と日常生活の適切な自己管理で快適な生活を送れることを啓発するもの。 日時は平成26年6月7日(土)の13時から16時30分までで、東京都庁第一本庁舎5階大会議場(東京都新宿区西新宿)にて行われる。 ・・・
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2014年03月31日(月)
[医療安全] 平成24年度の家庭用品による健康被害は1576件
- 厚生労働省は3月31日に、平成24年度の「家庭用品等に係る健康被害病院モニター報告」を発表した。 これは、衣料品、装飾品や家庭用化学製品等による皮膚障害、小児の誤飲事故、吸入等による健康被害を収集分析したもの。 家庭用品の安全性確保は第一義的にはメーカー等に責任があるが、国民の生命・健康を守る厚労省は「家庭用品に係る事故等を早期に探知し、(情報発信を通じて)健康被害の拡大を防止する」ために、この報告・・・
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2014年03月27日(木)
[医療安全] 眼科等の有床診、3000平米未満ならスプリンクラー設置を免除
- 総務省消防庁は3月27日に、「有床診療所・病院火災対策検討部会」を開催した。 これまで「有床診療所火災対策検討部会」という名称であったが、病院も包含した火災対策を検討していることから、部会名が変更されている。 これまでの検討部会では、有床診療所等の火災対策について次のような整理がなされている(p9参照)。(1)有床診、助産所におけるスプリンクラー設備設置義務を現行基準の「延べ床面積6000平米以上」か・・・
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2014年03月07日(金)
[医療安全] 3000平米以上、入院常態化する有床診でもスプリンクラー設置を
- 総務省消防庁は3月7日に、「有床診療所火災対策検討部会」を開催した。 この日は、消防庁当局から「スプリンクラー設備の設置基準の見直しに係る考え方」案が示され、これに基づいた議論を行った。 昨年(平成25年)10月に福岡市で発生した有床診の火災・死亡事故を受け、検討部会では有床診を中心とした防災体制の充実について議論している。 現在、医療機関における防災(火災)体制としては、延べ床面積3000平米以上の病院・・・
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2014年03月03日(月)
[医業経営] 25年の病院収支は993万円の赤字、給与費が医業収益の56%占める
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- 平成25年 病院運営実態分析調査の概要(3/3)《全国公私病院連盟、日本病院会》
- 発信元:全国公私病院連盟、日本病院会 カテゴリ: 医療提供体制 調査・統計
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2013年11月20日(水)
[新型インフル] 新型インフルワクチン、医療機関の優先接種登録を年内開始
- 厚生労働省は11月20日に、「特定接種に関する医療機関等の登録に係る都道府県等説明会」を開催した。 強毒性の新型インフルエンザが発生した場合、治安維持や医療・福祉、ライフラインに携わる人等への感染を第一に防がなければ、国民生活全体が停滞・混乱してしまう。そこで、こうした国民生活・国民経済の安定に寄与する人に対しては、新型インフル予防ワクチンを他に先んじて接種する必要がある。これを「特定接種」と呼び、・・・
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2013年11月08日(金)
[医療費] 25年4、5月の医療費、前年同期比で4.2%の増加
- 厚生労働省は11月8日に、平成25年4~5月の「最近の医療費の動向(概算医療費)」を発表した。 まず、医療費総額の伸び率(前年同期比)を見ると、4.2%増(4月は5.8%増、5月は2.7%増)という状況。年齢別に見ると、75歳未満では3.2%増(4月5.0%増、5月1.6%増)、75歳以上では5.8%増(4月7.0%増、5月4.6%増)となっている(p4参照)。 診療種類別に医療費の伸び率(前年同期比)を見ると、医科入院2.3%増(4月3.0・・・
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2013年07月24日(水)
[診療報酬] 病院の診療科別収支調査、継続の是非で意見分かれる 中医協
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厚生労働省は7月24日に、中医協の診療報酬基本問題小委員会を開催した。
この日は、下部組織である「診療報酬調査専門組織・医療機関のコスト調査分科会」から報告を受けた。
報告内容は、(1)平成24年度の「医療機関の部門別収支に関する調査」報告書(2)「部門別収支に関する調査」の今後の取扱い―の2点。
(1)の報告書の内容(p3~p178参照)については、既にお伝えしているので、詳しくはそちらをご参照いただき・・・
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2013年07月17日(水)
[診療報酬] 医療機関の部門別収支調査、基本小委で継続の是非など検証へ
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厚生労働省は7月17日に、診療報酬調査専門組織の「医療機関のコスト調査分科会」を開催した。
この日は、厚労省当局から平成24年度の「医療機関の部門別収支に関する調査報告書」案について説明を受けたほか、部門別収支調査のあり方そのものについて検討を行った。
医療機関の部門別収支に関する調査は、(1)病院における診療科別の収支把握手法を確立する(2)医療機関のコストや機能等に基づいた診療報酬改定を行うため・・・
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2013年04月15日(月)
[医療安全] ガベキサートメシル酸塩投与時に高濃度で血管損傷の危険
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- 医療事故情報収集等事業 医療安全情報No.77(4/15)《日本医療機能評価機構》
- 発信元:日本医療機能評価機構 カテゴリ: 医薬品・医療機器
2009年8月の医療安全情報No.33において、ガベキサートメシル酸塩使用時の血管外漏出について取上げられたが、その後も、約3年半で類似事例が11件報告されているため、再度の情報提供を行うもの(集計期間:2009年7月1日~2013年2月28日)。
報告事例のうち10件は、添付文書に「末梢血管から投与する場合、輸液の濃度を0.2%以下で点滴静注することが望まし・・・
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2013年03月27日(水)
[特定機能病院] 地域医療支援病院、退院調整部門院内設置を指定要件追加か
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厚生労働省は3月27日に、「特定機能病院及び地域医療支援病院のあり方に関する検討会」を開催した。
この日は、特定機能病院と地域医療支援病院の実態調査結果報告を受けたほか、承認要件の見直しに向けた議論を行った。
まず、特定機能病院の実態調査結果(p6~p70参照)を見てみると、(1)NICU(新生児集中治療室)や無菌病室の設置が進んでいる(p7参照)(2)総合診療部門の整備が進んでいる(p8参照)(3)・・・
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2013年03月12日(火)
[医師] 皮膚科など偏在の小さな診療科を参考に、医師偏在の解消を
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- 市町村別・診療科別医師数の現状(2008年・2010年)(3/12)《日本医師会総合政策研究機構》
- 発信元:日本医師会総合政策研究機構 カテゴリ: 医療提供体制
昨今、地域および診療科間における医師の偏在が大きな問題となっており、日医総研では「まず、医師偏在の実態を明らかにする」ことを目的に、「人口1000人あたりの、市町村別および診療科別の医師数」を調べたもの。調査のベースは、厚生労働省の「医師・歯科医師・薬剤師調査」と、総・・・
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2013年02月18日(月)
[安全対策] 首から下げるタイプのウイルス除菌をうたった製品で化学熱傷
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消費者庁は2月18日に、「次亜塩素酸ナトリウムを含むとの表示がある『ウイルスプロテクター』をお持ちの方は直ちに使用を中止してください」との事故情報を公表した。
製品名「空間除菌剤『ウイルスプロテクター』」(発売元:株式会社ダイトクコーポレーション、輸入元:ERA Japan株式会社)により、化学熱傷を起こす事故が発生している(p1参照)。
消費者庁によれば、平成25年2月2日に千葉県にて、同製品を首から下げ・・・
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2013年01月30日(水)
[医療安全] テモゾロミド投与後のB型肝炎ウイルスの再活性化に注意を
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厚生労働省は1月30日に、医薬品・医療機器等安全性情報No.298を公表した。
今回は、(1)医療事故防止等のための「医療用医薬品へのバーコード表示の実施要項」の一部改正(2)重要な副作用等に関する情報(3)使用上の注意の改訂(4)市販直後調査の対象品目一覧―を掲載している(p1参照)。
まず、(1)の「医療用医薬品へのバーコード表示の実施要項」の一部改正は、医療用医薬品の調剤包装単位(PTP包装シートや散剤・・・
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2013年01月18日(金)
[専門医] 平成29年度から、新たな専門医研修をスタート
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厚生労働省は1月18日に、「専門医の在り方に関する検討会」を開催した。この日は、厚労省当局から「新たな専門医の仕組みに関する全体スケジュール」のたたき台や、さらに議論が必要な論点などが示され、これらが議論の中心となった。
まず、新たな専門医制度の全体スケジュールとしては、(1)平成25年度に、第三者機関(新たな専門医を認定する組織)を設立する(2)26年度に、病院群における専門医養成プログラムの作成、審・・・
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2012年10月01日(月)
[医療費] 24年4~5月医療費、大規模病院ほど1施設当たり医療費の伸び大きい
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厚生労働省は10月1日に、平成24年4~5月の「最近の医療費の動向(概算医療費)」を発表した。
まず、医療費総額の伸び率(前年同期比)を見ると、2.1%増(4月は0.6%減、5月は4.9%増)という状況。年齢別に見ると、70歳未満では0.7%増(4月2.3%減、5月3.8%増)、70歳以上では3.6%増(4月1.0%増、5月6.2%増)となっている(p3参照)。
診療種類別に医療費の伸び率(前年同期比)を見ると、医科入院3.7%増(4月2.・・・
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