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総-3○感染症対応について(その2) (34 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00229.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第570回 12/6)《厚生労働省》 |
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感染経路別の予防策
○ 空気感染、飛沫感染又は接触感染によって伝播する感染症の患者に対しては、感染経路によって、標準
予防策に加えて個人防護具の装着や個室隔離等が求められている。
標準予防策
感染媒体
主な疾患
及び微生物
患者配置
接触予防策
• 飛沫核粒子
• 空気の流れにより飛散
• 飛沫粒子
• 直接接触して伝播
• 皮膚同士の接触
• 汚染された器具や環境
感染症の有無に関わらず全ての患者に適応
• 結核、麻疹、水痘
• インフルエンザ、流行性耳下
腺炎、風疹など
• 腸管出血性大腸菌、MRSA、
C. difficile, 緑膿菌など
環境を汚染させるおそれのある患者は個室隔
離
• 個室隔離(陰圧、6回以
上/時の換気、院外(HEPA
フィルター)排気)
• 個室隔離又は集団隔離
(ベッドを2m離す)
• 個室隔離、集団隔離又は患
者の排菌状態や疫学統計に
基づき対応を考慮
(標準予防策と同様)
(標準予防策と同様)
• 血液、体液、分泌物、排泄物、創のある皮
膚、粘膜に接触後
• 手袋を外した後
手袋
• 血液、体液、分泌物、排泄物、創のある皮
膚、粘膜に接触時
• 使用後、速やかに外し手洗い
マスク
ゴーグル
• 血液、体液が飛散し、目、鼻、口を汚染する
可能性がある場合
器具
飛沫予防策
• 血液、体液
• 分泌物、排泄物
• 創のある皮膚、粘膜
手洗い
ガウン
空気予防策
• 血液、体液、分泌物、排泄物で衣服が汚染
する可能性がある場合
• 汚染されたガウンはただちに脱ぎ手洗いする
• 汚染した器具は、粘膜、衣服、環境等を汚
染しないように注意
• 再使用のmのは清潔であることを確認
• 患者接触時、汚染表面接
触時に手洗い
(標準予防策と同様)
(標準予防策と同様)
• 患者ケア時手袋を着用
• 汚染物に触った後は交換
• 部屋を出る前に外し、手洗い
• 入室時にN95マスクを着用
• 患者から2m以内に近づくと
きにサージカルマスクを着用
(標準予防策と同様)
(標準予防策と同様)
(標準予防策と同様)
• 患者、環境表面、物品と接
触する可能性がある場合
• 入室時に着用し退室前に脱
ぐ
(標準予防策と同様)
(標準予防策と同様)
• 可能な限り専用とする
• 専用でない場合は他患者に
使用前に消毒
出典:国公立大学附属病院感染対策協議会「病院感染対策ガイドライン」 (2020年3月増補)より抜粋・一部改変
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○ 空気感染、飛沫感染又は接触感染によって伝播する感染症の患者に対しては、感染経路によって、標準
予防策に加えて個人防護具の装着や個室隔離等が求められている。
標準予防策
感染媒体
主な疾患
及び微生物
患者配置
接触予防策
• 飛沫核粒子
• 空気の流れにより飛散
• 飛沫粒子
• 直接接触して伝播
• 皮膚同士の接触
• 汚染された器具や環境
感染症の有無に関わらず全ての患者に適応
• 結核、麻疹、水痘
• インフルエンザ、流行性耳下
腺炎、風疹など
• 腸管出血性大腸菌、MRSA、
C. difficile, 緑膿菌など
環境を汚染させるおそれのある患者は個室隔
離
• 個室隔離(陰圧、6回以
上/時の換気、院外(HEPA
フィルター)排気)
• 個室隔離又は集団隔離
(ベッドを2m離す)
• 個室隔離、集団隔離又は患
者の排菌状態や疫学統計に
基づき対応を考慮
(標準予防策と同様)
(標準予防策と同様)
• 血液、体液、分泌物、排泄物、創のある皮
膚、粘膜に接触後
• 手袋を外した後
手袋
• 血液、体液、分泌物、排泄物、創のある皮
膚、粘膜に接触時
• 使用後、速やかに外し手洗い
マスク
ゴーグル
• 血液、体液が飛散し、目、鼻、口を汚染する
可能性がある場合
器具
飛沫予防策
• 血液、体液
• 分泌物、排泄物
• 創のある皮膚、粘膜
手洗い
ガウン
空気予防策
• 血液、体液、分泌物、排泄物で衣服が汚染
する可能性がある場合
• 汚染されたガウンはただちに脱ぎ手洗いする
• 汚染した器具は、粘膜、衣服、環境等を汚
染しないように注意
• 再使用のmのは清潔であることを確認
• 患者接触時、汚染表面接
触時に手洗い
(標準予防策と同様)
(標準予防策と同様)
• 患者ケア時手袋を着用
• 汚染物に触った後は交換
• 部屋を出る前に外し、手洗い
• 入室時にN95マスクを着用
• 患者から2m以内に近づくと
きにサージカルマスクを着用
(標準予防策と同様)
(標準予防策と同様)
(標準予防策と同様)
• 患者、環境表面、物品と接
触する可能性がある場合
• 入室時に着用し退室前に脱
ぐ
(標準予防策と同様)
(標準予防策と同様)
• 可能な限り専用とする
• 専用でない場合は他患者に
使用前に消毒
出典:国公立大学附属病院感染対策協議会「病院感染対策ガイドライン」 (2020年3月増補)より抜粋・一部改変
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