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総-3○感染症対応について(その2) (86 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00229.html
出典情報 中央社会保険医療協議会 総会(第570回 12/6)《厚生労働省》
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感染症に対する医療についての課題②

(薬剤耐性対策に対する評価について)
・ 薬剤耐性対策アクションプランにおいては、微生物の薬剤耐性率や抗菌薬使用量等について目標が定められており、診療報酬においても入院医
療における抗菌薬適正使用チームや、外来での抗菌薬適正使用に関する指導に対する評価を設けているが、目標値の達成には至っていない。
・ 抗菌薬の適切な処方について、実績に基づいた評価を行うべきとの指摘があり、感染対策連携共通プラットフォーム(J-SIPHE)においては、各
参加医療機関において使用する抗菌薬のうちAccess抗菌薬の割合をモニタリングし、医療機関間の実績の比較がなされる予定となっている。
・ 急性中耳炎及び急性副鼻腔炎の患者のうち一定程度が小児科外来診療料等の算定する患者に含まれている。一方で、急性中耳炎や急性副鼻
腔炎の患者への診療において、抗菌薬の投与の必要性が認められないため抗菌薬を使用しない場合における療養上必要な指導等については、
小児抗菌薬適正使用支援加算の評価対象となっていない。

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