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総-3○感染症対応について(その2) (64 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/shingi2/0000212500_00229.html |
出典情報 | 中央社会保険医療協議会 総会(第570回 12/6)《厚生労働省》 |
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薬剤耐性(AMR)対策アクションプラン(2023-2027) 概要
アクションプランの概要
○
AMRに起因する感染症による疾病負荷のない世界の実現を目指し、AMRの発生をできる限り抑えるとともに、薬剤耐性微生物による感
染症のまん延を防止するための対策をまとめたもの。
○ 6分野(①普及啓発・教育、②動向調査・監視、③感染予防・管理、④抗微生物剤の適正使用、⑤研究開発・創薬、⑥国際協力)の目
標に沿って、具体的な取組を記載するとともに、計画全体を通しての成果指標(数値目標)を設定。
主な新規・強化取組事項
<目標1 普及啓発・教育>
・医療関係者等を対象とした生涯教育研修における感染管理(手指消毒の重要性など)、抗微生物剤の適正使用等に関する研修プログラ
ムの実施の継続・充実
<目標2 動向調査・監視>
・畜産分野に加え、⽔産分野及び愛玩動物分野の薬剤耐性動向調査の充実
・畜産分野の動物用抗菌剤の農場ごとの使用量を把握するための体制確立
・薬剤耐性菌に関する環境中の⽔、土壌中における存在状況及び健康影響等に関する情報の収集
・環境中における抗微生物剤の残留状況に関する基礎情報の収集
<目標3 感染予防・管理>
・家畜用、養殖⽔産動物用及び愛玩動物用のワクチンや免疫賦活剤等の開発・実用化の推進
<目標4 抗微生物剤の適正使用>
・「抗微生物薬適正使用の手引き」の更新、内容の充実、臨床現場での活用の推進
<目標5 研究開発・創薬>
・産・学・医療で利用可能な「薬剤耐性菌バンク」での分離株保存の推進、病原体動向調査、AMRの発生・伝播機序の解明、創薬等の研
究開発の推進、海外における分離株のゲノム情報の収集
・「抗菌薬確保支援事業」による新たな抗微生物薬に対する市場インセンティブの仕組みの導入
・医療上不可欠な医薬品のサプライチェーンの強靱化を図り、我が国における安定確保医薬品の安定供給に資するよう、「医薬品安定供
給支援事業」の実施
・適切な動物用抗菌性物質の使用を確保するため、迅速かつ的確な診断手法の開発のための調査研究の実施
<目標6 国際協力>
・「薬剤耐性(AMR)ワンヘルス東京会議」の年次開催の継続を通じた、アジア諸国及び国際機関の関係者間の情報共有、各国のAMR対策
推進を促進
64
アクションプランの概要
○
AMRに起因する感染症による疾病負荷のない世界の実現を目指し、AMRの発生をできる限り抑えるとともに、薬剤耐性微生物による感
染症のまん延を防止するための対策をまとめたもの。
○ 6分野(①普及啓発・教育、②動向調査・監視、③感染予防・管理、④抗微生物剤の適正使用、⑤研究開発・創薬、⑥国際協力)の目
標に沿って、具体的な取組を記載するとともに、計画全体を通しての成果指標(数値目標)を設定。
主な新規・強化取組事項
<目標1 普及啓発・教育>
・医療関係者等を対象とした生涯教育研修における感染管理(手指消毒の重要性など)、抗微生物剤の適正使用等に関する研修プログラ
ムの実施の継続・充実
<目標2 動向調査・監視>
・畜産分野に加え、⽔産分野及び愛玩動物分野の薬剤耐性動向調査の充実
・畜産分野の動物用抗菌剤の農場ごとの使用量を把握するための体制確立
・薬剤耐性菌に関する環境中の⽔、土壌中における存在状況及び健康影響等に関する情報の収集
・環境中における抗微生物剤の残留状況に関する基礎情報の収集
<目標3 感染予防・管理>
・家畜用、養殖⽔産動物用及び愛玩動物用のワクチンや免疫賦活剤等の開発・実用化の推進
<目標4 抗微生物剤の適正使用>
・「抗微生物薬適正使用の手引き」の更新、内容の充実、臨床現場での活用の推進
<目標5 研究開発・創薬>
・産・学・医療で利用可能な「薬剤耐性菌バンク」での分離株保存の推進、病原体動向調査、AMRの発生・伝播機序の解明、創薬等の研
究開発の推進、海外における分離株のゲノム情報の収集
・「抗菌薬確保支援事業」による新たな抗微生物薬に対する市場インセンティブの仕組みの導入
・医療上不可欠な医薬品のサプライチェーンの強靱化を図り、我が国における安定確保医薬品の安定供給に資するよう、「医薬品安定供
給支援事業」の実施
・適切な動物用抗菌性物質の使用を確保するため、迅速かつ的確な診断手法の開発のための調査研究の実施
<目標6 国際協力>
・「薬剤耐性(AMR)ワンヘルス東京会議」の年次開催の継続を通じた、アジア諸国及び国際機関の関係者間の情報共有、各国のAMR対策
推進を促進
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