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03【資料1】5種混合ワクチン、小児に対する肺炎球菌ワクチン及び新型コロナワクチンについて (53 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37700.html
出典情報 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第55回 2/5)《厚生労働省》
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【3】令和6年度以降の新型コロナワクチンの接種について

(2)運用上の各規定

新型コロナワクチンの接種において用いるワクチンの検討について(小括)
まとめ
【令和5年度の実績及びWHOの検討状況】
• 令和5年秋冬の接種に用いるワクチンについては、流行株の状況やワクチンの有効性等に関する知見に加え、諸外
国動向等も踏まえて決定し、その後、ワクチンの製造販売業者による薬事申請等がなされ、秋冬の接種において供
給された。
• 新型コロナワクチンについては、最新の流行株に対応したウイルス株を含むmRNAワクチンの他、複数のモダリ
ティのワクチンが利用可能となっていることから、選択肢の確保の観点で、組換えタンパクワクチンを使用できる
こととしている。また、組換えタンパクワクチンは、mRNAワクチンに比べて使用量が少ない。
• WHOにおいては、令和5年以降、株構成に関する専門家会議を少なくとも年2回開催する方針を示しており、昨
年12月に直近の評価が発表された。
【研究開発及び生産・流通部会におけるインフルエンザワクチンに係る検討状況】
• 季節性インフルエンザに係る検討ではあるが、海外メーカーのインフルエンザワクチンに含むワクチン株について
は、WHOの推奨製造株(又は類似株)の中から製造していることを前提として、製造株の変更だけであっても海
外と同様に薬事申請を求めるとともに、薬事審査の中で抗原性の変化の有無などの必要な情報を感染研でも確認す
ること等の方向性で検討が進められている。

方向性(案)
• 秋冬の接種に向け、用いるワクチンに含むウイルス株の選択については、インフルエンザワクチンに関する研究
開発・流通部会の議論も踏まえ、最新のWHOの推奨株を用いることを基本としてはどうか。
• また、選択肢の確保の観点から、様々なモダリティのワクチンについても、開発状況に応じて用いてはどうか。
• 今後の具体的な検討については、インフルエンザワクチンにおけるワクチン株の検討と同様、研究開発及び生
産・流通部会において行うこととしてはどうか。

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