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03【資料1】5種混合ワクチン、小児に対する肺炎球菌ワクチン及び新型コロナワクチンについて (6 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37700.html |
出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会(第55回 2/5)《厚生労働省》 |
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【1】5種混合ワクチンについて (1)経緯等
5種混合ワクチンに関するワクチン評価小委での議論
第58回厚生科学審議会予防接種
ワクチン分科会予防接種基本方針部会
2023(令和5)年12月20日
資料1
(改)
【5種混合ワクチンに関する背景及び小委における結論】
○ 5種混合ワクチンは、令和5年3月に阪大微研、令和5年9月にKMバイオロジクスのワクチンがそれぞれ薬
事承認等された。
○ 5種混合ワクチンは、①現行ワクチンと比較して有効性・安全性が同等であること、②5種混合ワクチンの導
入により、接種に係る費用が増加しない見込みであることを踏まえ、5種混合ワクチンを定期接種に用いるワ
クチンとする方向性で、ワクチン小委員会での議論を整理し基本方針部会等で更に検討を進める。
○ 5種混合ワクチンの接種方法等については、円滑な運用も念頭に、以下の方向性とすることが適当。
・ 4種混合ワクチンとHibワクチンの終期について、より遅い4種混合ワクチンの終期に揃えることとしつつ、
ヘモフィルスインフルエンザ菌感染症の疫学状況を踏まえ、標準的接種期間は現行の接種と同様とする。
・ 5種混合ワクチンの開始時期が遅れた場合については、基本的に5種混合ワクチンにより接種を実施する。
・ 交互接種については、従来の取扱いと同様、原則としては同一のワクチンで接種を行うこととしつつ、
原則によることのできない場合についても接種が実施可能なよう、必要な規定を設ける。
【小委における意見】
○ 5種混合ワクチンを定期接種化するに当たっては、以下の点に留意することが適当。
・5種混合ワクチンの臨床試験において、接種後の発熱が高頻度にみられている(阪大微研社:57.9%、KMバ
イオロジクス社:65.2% ※いずれも企業臨床試験の結果より。)。これは、肺炎球菌ワクチンとの同時接
種に伴うものと考えられるが、試験内容を踏まえ、必要に応じて情報提供していく必要がある。
・成人の造血幹細胞移植後において、Hibワクチン単独の再接種が考慮されるが、その際の接種するワクチンの
種類に関して、現場の混乱が生じないよう対応することが望ましい。
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5種混合ワクチンに関するワクチン評価小委での議論
第58回厚生科学審議会予防接種
ワクチン分科会予防接種基本方針部会
2023(令和5)年12月20日
資料1
(改)
【5種混合ワクチンに関する背景及び小委における結論】
○ 5種混合ワクチンは、令和5年3月に阪大微研、令和5年9月にKMバイオロジクスのワクチンがそれぞれ薬
事承認等された。
○ 5種混合ワクチンは、①現行ワクチンと比較して有効性・安全性が同等であること、②5種混合ワクチンの導
入により、接種に係る費用が増加しない見込みであることを踏まえ、5種混合ワクチンを定期接種に用いるワ
クチンとする方向性で、ワクチン小委員会での議論を整理し基本方針部会等で更に検討を進める。
○ 5種混合ワクチンの接種方法等については、円滑な運用も念頭に、以下の方向性とすることが適当。
・ 4種混合ワクチンとHibワクチンの終期について、より遅い4種混合ワクチンの終期に揃えることとしつつ、
ヘモフィルスインフルエンザ菌感染症の疫学状況を踏まえ、標準的接種期間は現行の接種と同様とする。
・ 5種混合ワクチンの開始時期が遅れた場合については、基本的に5種混合ワクチンにより接種を実施する。
・ 交互接種については、従来の取扱いと同様、原則としては同一のワクチンで接種を行うこととしつつ、
原則によることのできない場合についても接種が実施可能なよう、必要な規定を設ける。
【小委における意見】
○ 5種混合ワクチンを定期接種化するに当たっては、以下の点に留意することが適当。
・5種混合ワクチンの臨床試験において、接種後の発熱が高頻度にみられている(阪大微研社:57.9%、KMバ
イオロジクス社:65.2% ※いずれも企業臨床試験の結果より。)。これは、肺炎球菌ワクチンとの同時接
種に伴うものと考えられるが、試験内容を踏まえ、必要に応じて情報提供していく必要がある。
・成人の造血幹細胞移植後において、Hibワクチン単独の再接種が考慮されるが、その際の接種するワクチンの
種類に関して、現場の混乱が生じないよう対応することが望ましい。
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