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03【資料１】５種混合ワクチン、小児に対する肺炎球菌ワクチン及び新型コロナワクチンについて (60 ページ)
出典
| 公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_37700.html |
| 出典情報 | 厚生科学審議会 予防接種・ワクチン分科会（第55回 2／5）《厚生労働省》 |
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XBB株対応型１価ワクチンの有効性
(入院予防効果、救急受診、外来受診に対する減少効果)
18歳以上のXBB株対応型１価ワクチン未接種者と比較したXBB株対応型１価ワクチン接種者の新型コロナウイルス感
染症による入院、救急受診及び外来受診の調整オッズ比はそれぞれ0.37、0.42及び0.42であった。
Tartof S et al1（Preprint, 2023）
18歳以上のファイザー社XBB株対応型１価ワクチン接
種者の新型コロナウイルス感染症のリスク
研究内容：米国カイザー・パーマネンテ南カリフォルニアにおい
て、2023年10月10日ー12月10日に入院、救急受診※１又は外来
受診をし、急性呼吸器感染症と診断され、新型コロナウイルスの
PCR検査を受けた18歳以上の者※2が対象。PCR検査陽性例を症例
群、陰性例を対照群とし、ファイザー社XBB株対応型１価ワクチ
ン接種者とXBB株対応型１価ワクチン未接種者※3の割合を比較し、
ファイザー社XBB株対応型１価ワクチンの入院予防効果、救急受
診及び外来受診減少効果を評価したテストネガティブデザインの
症例対照研究。
結果：24,007名が対象となり、入院3,128名、救急受診15,255
名、外来受診5,624名が解析された。全対象者のうち17.6%
（4,232/24,007）がPCR検査陽性となり、6.6%
（1,583/24,007）がファイザー社XBB株対応型１価ワクチンを
接種していた。接種後日数の中央値は30日（範囲14－73）だっ
た。18歳以上における同ワクチン接種者のXBB株対応型１価ワク
チン未接種者に対する新型コロナ感染症による入院、救急受診、
外来受診の調整オッズ比※4は以下のとおり。
入院：
0.37 [95% CI: 0.20－0.67]
救急受診： 0.42 [0.34－0.53]
外来受診: 0.42 [0.27－0.66]
※1 救急外来受診及び、急病外来（Urgent Care）受診を含む。
※2 １年以上健康保険プランの会員である者を対象とし、次のいずれかに該当する者は除外：90日以内の新型コロナウイルス陽性、ファイザー社以外のXBB対応型１価ワクチン接種、XBB対応型
１価ワクチンを前回の新型コロナワクチン接種から2か月以内に接種、PCR検査の14日以内にファイザー社XBB対応型１価ワクチンを接種、XBB対応型以外のワクチンによるCDCの推奨間隔外で
の追加接種。
※3 他社製品を含むXBB対応型１価ワクチンは未接種で、他の新型コロナワクチンの接種歴は問わない。
※4 受診した週、年齢、性別、自己報告による人種・民族、 BMI、Charlson comorbidity index、過去の新型コロナウイルス感染及び医療機関受診歴で調整した。
1 Sara Y. Tartof, Jeff M. Slezak, Timothy B. Frankland, Laura Puzniak, Vennis Hong, Bradley K. Ackerson, Julie A Stern, Sarah Simmons1, Luis Jodar and John M. McLaughlin.
BNT162b2 XBB1.5-adapted Vaccine and COVID-19 Hospital Admissions and Ambulatory Visits in US Adults.
60
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(入院予防効果、救急受診、外来受診に対する減少効果)
18歳以上のXBB株対応型１価ワクチン未接種者と比較したXBB株対応型１価ワクチン接種者の新型コロナウイルス感
染症による入院、救急受診及び外来受診の調整オッズ比はそれぞれ0.37、0.42及び0.42であった。
Tartof S et al1（Preprint, 2023）
18歳以上のファイザー社XBB株対応型１価ワクチン接
種者の新型コロナウイルス感染症のリスク
研究内容：米国カイザー・パーマネンテ南カリフォルニアにおい
て、2023年10月10日ー12月10日に入院、救急受診※１又は外来
受診をし、急性呼吸器感染症と診断され、新型コロナウイルスの
PCR検査を受けた18歳以上の者※2が対象。PCR検査陽性例を症例
群、陰性例を対照群とし、ファイザー社XBB株対応型１価ワクチ
ン接種者とXBB株対応型１価ワクチン未接種者※3の割合を比較し、
ファイザー社XBB株対応型１価ワクチンの入院予防効果、救急受
診及び外来受診減少効果を評価したテストネガティブデザインの
症例対照研究。
結果：24,007名が対象となり、入院3,128名、救急受診15,255
名、外来受診5,624名が解析された。全対象者のうち17.6%
（4,232/24,007）がPCR検査陽性となり、6.6%
（1,583/24,007）がファイザー社XBB株対応型１価ワクチンを
接種していた。接種後日数の中央値は30日（範囲14－73）だっ
た。18歳以上における同ワクチン接種者のXBB株対応型１価ワク
チン未接種者に対する新型コロナ感染症による入院、救急受診、
外来受診の調整オッズ比※4は以下のとおり。
入院：
0.37 [95% CI: 0.20－0.67]
救急受診： 0.42 [0.34－0.53]
外来受診: 0.42 [0.27－0.66]
※1 救急外来受診及び、急病外来（Urgent Care）受診を含む。
※2 １年以上健康保険プランの会員である者を対象とし、次のいずれかに該当する者は除外：90日以内の新型コロナウイルス陽性、ファイザー社以外のXBB対応型１価ワクチン接種、XBB対応型
１価ワクチンを前回の新型コロナワクチン接種から2か月以内に接種、PCR検査の14日以内にファイザー社XBB対応型１価ワクチンを接種、XBB対応型以外のワクチンによるCDCの推奨間隔外で
の追加接種。
※3 他社製品を含むXBB対応型１価ワクチンは未接種で、他の新型コロナワクチンの接種歴は問わない。
※4 受診した週、年齢、性別、自己報告による人種・民族、 BMI、Charlson comorbidity index、過去の新型コロナウイルス感染及び医療機関受診歴で調整した。
1 Sara Y. Tartof, Jeff M. Slezak, Timothy B. Frankland, Laura Puzniak, Vennis Hong, Bradley K. Ackerson, Julie A Stern, Sarah Simmons1, Luis Jodar and John M. McLaughlin.
BNT162b2 XBB1.5-adapted Vaccine and COVID-19 Hospital Admissions and Ambulatory Visits in US Adults.
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