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糖尿病性腎症重症化予防プログラム(令和6年度版) (38 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_38699.html |
出典情報 | 糖尿病性腎症重症化予防プログラムの改定について(3/28)《厚生労働省》 |
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参考:糖尿病血糖コントロール目標
(日本糖尿病学会編・著 糖尿病治療ガイド 2022-2023)
コントロール目標値
注1)
血糖正常化を
目標
HbA1c(%)
注4)
注2)
注3)
治療強化が
目指す際の目標
合併症予防
のための目標
困難な際の目標
6.0未満
7.0未満
8.0未満
治療目標は年齢、罹患期間、臓器障害、低血糖の危険性、サポート体制などを考慮して個別に設定する。
注1)適切な食事療法や運動療法だけで達成可能な場合、または薬物療法中でも低血糖などの副作用なく達成可能な場合の
目標とする。
注2)合併症予防の観点からHbA1cの目標値を7%未満とする。対応する血糖値としては、空腹時血糖値130mg/dL未満、
食後2時間血糖値180mg/dL未満をおおよその目安とする。
注3)低血糖などの副作用、その他の理由で治療の強化が難しい場合の目標とする。
注4)いずれも成人に対しての目標値であり、また妊娠例は除くものとする。
参考:高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(HbA1c値)
(日本老年医学会、日本糖尿病学会編・著 高齢者糖尿病診療ガイドライン2023)
カテゴリーⅠ
患者の特徴・
健康状態 注1)
①認知機能正常
かつ
なし
注2)
①軽度認知障害~軽度
認知症
または
②ADL自立
L自立
重症低血糖
カテゴリーⅡ
7.0%未満
②手段的ADL低下,
基本的ADL自立
7.0%未満
カテゴリーⅢ
①中等度以上の認知症
または
②基本的ADL低下
または
③多くの併存疾患や
機能障害
8.0%未満
が危惧され
る薬剤(イン
65歳以上
スリン製剤、
SU薬、グリ
あり
ニド薬など)
注3)
の使用
75歳未満
75歳以上
7.5%未満
8.0%未満
(下限6.5%)
(下限7.0%)
8.0%未満
8.5%未満
(下限7.0%)
(下限7.5%)
治療目標は、年齢、罹病期間、低血糖の危険性、サポート体制などに加え、高齢者では認知機能や基本的ADL、手段的ADL、併存疾
患なども考慮して個別に設定する。ただし、加齢に伴って重症低血糖の危険性が高くなることに十分注意する。
注1)認知機能や基本的ADL(着衣、移動、入浴、トイレの使用など)、手段的ADL(IADL:買い物、食事の準備、服薬管理、金銭
管理など)の評価に関しては、日本老年医学会のホームページ(https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/)を参照する。エン
ドオブライフの状態では、著しい高血糖を防止し、それに伴う脱水や急性合併症を予防する治療を優先する。
注2)高齢者糖尿病においても、合併症予防のための目標は7.0%未満である。ただし、適切な食事療法や運動療法だけで達成可
能な場合、または薬物療法の副作用なく達成可能な場合の目標を6.0%未満、治療の強化が難しい場合の目標を8.0%未満と
する。下限を設けない。カテゴリーⅢに該当する状態で、多剤併用による有害作用が懸念される場合や、重篤な併存疾患を
有し、社会的サポートが乏しい場合などには、8.5%未満を目標とすることも許容される。
注3)糖尿病罹病期間も考慮し、合併症発症・進展阻止が優先される場合には、重症低血糖を予防する対策を講じつつ、個々の高
齢者ごとに個別の目標や下限を設定してもよい。65歳未満からこれらの薬剤を用いて治療中であり、かつ血糖コントロール
状態が図の目標や下限を下回る場合には、基本的に現状を維持するが、重症低血糖に十分注意する。グリニド薬は、種類・
使用量・血糖値等を勘案し、重症低血糖が危惧されない薬剤に分類される場合もある。
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(日本糖尿病学会編・著 糖尿病治療ガイド 2022-2023)
コントロール目標値
注1)
血糖正常化を
目標
HbA1c(%)
注4)
注2)
注3)
治療強化が
目指す際の目標
合併症予防
のための目標
困難な際の目標
6.0未満
7.0未満
8.0未満
治療目標は年齢、罹患期間、臓器障害、低血糖の危険性、サポート体制などを考慮して個別に設定する。
注1)適切な食事療法や運動療法だけで達成可能な場合、または薬物療法中でも低血糖などの副作用なく達成可能な場合の
目標とする。
注2)合併症予防の観点からHbA1cの目標値を7%未満とする。対応する血糖値としては、空腹時血糖値130mg/dL未満、
食後2時間血糖値180mg/dL未満をおおよその目安とする。
注3)低血糖などの副作用、その他の理由で治療の強化が難しい場合の目標とする。
注4)いずれも成人に対しての目標値であり、また妊娠例は除くものとする。
参考:高齢者糖尿病の血糖コントロール目標(HbA1c値)
(日本老年医学会、日本糖尿病学会編・著 高齢者糖尿病診療ガイドライン2023)
カテゴリーⅠ
患者の特徴・
健康状態 注1)
①認知機能正常
かつ
なし
注2)
①軽度認知障害~軽度
認知症
または
②ADL自立
L自立
重症低血糖
カテゴリーⅡ
7.0%未満
②手段的ADL低下,
基本的ADL自立
7.0%未満
カテゴリーⅢ
①中等度以上の認知症
または
②基本的ADL低下
または
③多くの併存疾患や
機能障害
8.0%未満
が危惧され
る薬剤(イン
65歳以上
スリン製剤、
SU薬、グリ
あり
ニド薬など)
注3)
の使用
75歳未満
75歳以上
7.5%未満
8.0%未満
(下限6.5%)
(下限7.0%)
8.0%未満
8.5%未満
(下限7.0%)
(下限7.5%)
治療目標は、年齢、罹病期間、低血糖の危険性、サポート体制などに加え、高齢者では認知機能や基本的ADL、手段的ADL、併存疾
患なども考慮して個別に設定する。ただし、加齢に伴って重症低血糖の危険性が高くなることに十分注意する。
注1)認知機能や基本的ADL(着衣、移動、入浴、トイレの使用など)、手段的ADL(IADL:買い物、食事の準備、服薬管理、金銭
管理など)の評価に関しては、日本老年医学会のホームページ(https://www.jpn-geriat-soc.or.jp/)を参照する。エン
ドオブライフの状態では、著しい高血糖を防止し、それに伴う脱水や急性合併症を予防する治療を優先する。
注2)高齢者糖尿病においても、合併症予防のための目標は7.0%未満である。ただし、適切な食事療法や運動療法だけで達成可
能な場合、または薬物療法の副作用なく達成可能な場合の目標を6.0%未満、治療の強化が難しい場合の目標を8.0%未満と
する。下限を設けない。カテゴリーⅢに該当する状態で、多剤併用による有害作用が懸念される場合や、重篤な併存疾患を
有し、社会的サポートが乏しい場合などには、8.5%未満を目標とすることも許容される。
注3)糖尿病罹病期間も考慮し、合併症発症・進展阻止が優先される場合には、重症低血糖を予防する対策を講じつつ、個々の高
齢者ごとに個別の目標や下限を設定してもよい。65歳未満からこれらの薬剤を用いて治療中であり、かつ血糖コントロール
状態が図の目標や下限を下回る場合には、基本的に現状を維持するが、重症低血糖に十分注意する。グリニド薬は、種類・
使用量・血糖値等を勘案し、重症低血糖が危惧されない薬剤に分類される場合もある。
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