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令和6年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について (66 ページ)

公開元URL https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R6kami/R06_kami_cyber_jousei.pdf
出典情報 令和6年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(9/19)《警察庁》
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資料編
(情報技術解析関連)
主な情報技術解析の実施状況一覧
1 情報技術解析に関する警察の取組
● 警察庁及び情報技術解析課の取組
警察庁及び全国の情報通信部に設置された情報技術解析課においては、
都道府県警察に対し、捜索・差押えの現場でコンピュータ等を適切に差し
押さえるための技術的な指導や、押収したスマートフォン等から証拠とな
る情報を取り出すための解析の実施についての技術支援を行っている。
また、警察庁の高度情報技術解析センターは、高度で専門的な知識及び
技術を有する職員を配置し、高性能な解析用資機材を整備して、破損した
電磁的記録媒体からの情報の抽出・可視化、不正プログラムの解析等を行
っている。令和6年上半期中には、都道府県情報通信部の情報技術解析課
において、スマートフォン等合計 5,426 台の解析を実施した。
● 各都道府県警察のサイバー部門の取組
各都道府県警察のサイバー部門は、高度な専門的知識及び技術を要する
サイバー事案(重大サイバー事案を含む。)に対処するための体制を拡充し
ている。また、サイバー部門以外の事件主管課の捜査力のみでは対処が困難
な捜査事項について、高度な専門的知識及び技術に基づいた支援を行うこと
ができる体制を構築している。さらに、各都道府県情報通信部の情報技術解
析課に対してなされる解析要請を含め、支援要請窓口を支援部門に一本化し、
ワンストップ化するなど、情報技術解析部門も含めた支援の一体的運用を図
っている。令和6年上半期中には、都道府県警察の支援部門において、スマ
ートフォン等合計 24,829 台の解析を実施した。

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