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令和6年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について (67 ページ)

公開元URL https://www.npa.go.jp/publications/statistics/cybersecurity/data/R6kami/R06_kami_cyber_jousei.pdf
出典情報 令和6年上半期におけるサイバー空間をめぐる脅威の情勢等について(9/19)《警察庁》
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資料編
(情報技術解析関連)
主な情報技術解析の実施状況一覧②
2 近年の開発及び解析事例
● ショート箇所特定装置の独自開発
通常、ショートが原因で破損したスマートフォンの機能回復を行う場合
はショート箇所の特定が困難なものが多く、機能回復までに長期間を要する
ところ、高度情報技術解析センターにおいてショート箇所を早期に特定する
装置を独自に開発し、同装置を用いて破損したスマートフォン8台の機能回
復に成功したことにより、架空料金請求詐欺事件の検挙に貢献した。
● 被疑者動向の自動確認プログラムの開発
Web サービス上における被疑者の動向を自動で確認し、捜査員へ通知す
るプログラムを開発したことで、オンラインサイトにおける賭博事件の検挙
に貢献した。
● 腐食した USB メモリの機能回復
腐食等により正常に動作しなくなった USB メモリについて、微細な破損
箇所を特定するとともに、修復作業を行うことで機能回復及びデータの抽出
に成功し、盗撮事件の検挙に貢献した。
● 破損したドライブレコーダー映像の復元
交通事故発生時のドライブレコーダの映像について、機器の不具合によ
り破損した動画データの構造を解析して、事故発生当時の映像を復元し、自
動車と歩行者の交通死亡事故の真相解明に貢献した。

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