令和６年11月15日
第20回社会保障審議会
年金部会

１．見直し案：現行の保険料計算と見直し後の保険料計算のイメージ

資料１

➢ 合算した標準報酬が標準報酬月額等級の上限に満たない者
１被保険者につき複数の標
報を管理する仕組みが必要
現行の保険料計算
報酬月額

原
則

A社

見直し後の保険料計算
合算

標準報酬

保険料

59万円×料率（※）
×23万／58万

230,000円

580,000円

59万円

350,000円

59万円×料率（※）
×35万／58万

年金給付等の計算の
基礎

報酬月額を合算

※

医療保険は選択された医療
保険者の料率を用いる

➢ 合算した標準報酬が標準報酬月額等級の上限に該当する者

⇒

標準報酬

A社 230,000円

保険料

24万円

24万円×料率 (※)

36万円

36万円×料率 (※)

（23万～25万円）

B社

（57.5万～60.5万円）

B社

報酬月額

350,000円

（35万～37万円）

・標準報酬を合算する仕組み
・等級表にない額を給付の基礎とし
て算定できるようにする仕組み
が必要

※

60万円

医療保険は選択された医療
保険者の料率を用いる

年金給付等の計算の
基礎

見直し後も保険料の按分処理が必要
按分処理の基礎を報酬月額から
標準報酬に見直す必要

現行の保険料計算
報酬月額

A社

400,000円

例
外

見直し後の保険料計算
合算

標準報酬

保険料

65万円×料率（※）
×40万／75万

（標報上限は65万円）

750,000円

65万円

（63.5万～）

B社

350,000円
報酬月額を合算

※ 医療保険については標準報酬の上限は139万円

65万円×料率（※）
×35万／75万

年金給付等の計算の
基礎
※

医療保険は選択された医療
保険者の料率を用いる

報酬月額

標準報酬

A社 400,000円

41万円

（39.5万～42.5万円）

B社

350,000円

65万円×料率 (※)
×41万／77万

36万円

65万円×料率 (※)
×36万／77万

77万円

※

（35万～37万円）

上記に加え、標準報酬をもとに最
高等級の標報に決定する仕組みが
必要

保険料

65万円

医療保険は選択された医療
保険者の料率を用いる

年金給付等の計算の
基礎

14