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【資料1】被用者保険の適用拡大及びいわゆる「年収の壁」への対応について (48 ページ)
出典
公開元URL | https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_45733.html |
出典情報 | 社会保障審議会医療保険部会(第186回 11/21)《厚生労働省》 |
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これまでの年金部会における主なご意見(いわゆる「年収の壁」)4/4
令和6年11月15日
第20回社会保障審議会
年金部会
資料1
【現行制度の正しい理解について】
・ 「106万円の壁」があったとしても、その壁を乗り越えて働けば、一旦減少した手取り収入も増えるようになることや、
被用者保険に加入することで、厚生年金という終身年金を増やすことができることを広く知ってもらい、行動に移して
もらうことが重要。キャリアやスキルアップにも着目して行動するようにしてもらいたい。
・ 106万円や130万円のいわゆる「年収の壁」は、事業者と従業員に仕組みが正しく理解されていないことが第一の関門。
本来意識する必要のない状況を「壁」と考えて就労時間の調整を行っている場合が少なくなく、政府にはメディアとの
連携を含め、この問題の理解促進を図る広報活動を早急かつ強力に実施してもらいたい。
・ いわゆる年収の壁について、現場では税と社会保険の壁を混同していることがある。そのため、現場の労使双方が
しっかり制度を理解するための取組みを強化すべき。事業主が短時間労働者に対してどのような説明を行っているのか、
当該労働者がどの程度正しく理解しているのか、実態を把握することも重要。
・ 年金を受給する場面になってから就業調整による年金額への影響に気付くのでは遅い。公的年金シミュレーターを
使って厚生年金フル、厚生年金ハーフ、就業調整の3パターンの将来の年金受給の確認を義務づけられるように、公的
年金シミュレーターをバージョンアップして、制度の理解を促す広報をしっかり行うべき。
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令和6年11月15日
第20回社会保障審議会
年金部会
資料1
【現行制度の正しい理解について】
・ 「106万円の壁」があったとしても、その壁を乗り越えて働けば、一旦減少した手取り収入も増えるようになることや、
被用者保険に加入することで、厚生年金という終身年金を増やすことができることを広く知ってもらい、行動に移して
もらうことが重要。キャリアやスキルアップにも着目して行動するようにしてもらいたい。
・ 106万円や130万円のいわゆる「年収の壁」は、事業者と従業員に仕組みが正しく理解されていないことが第一の関門。
本来意識する必要のない状況を「壁」と考えて就労時間の調整を行っている場合が少なくなく、政府にはメディアとの
連携を含め、この問題の理解促進を図る広報活動を早急かつ強力に実施してもらいたい。
・ いわゆる年収の壁について、現場では税と社会保険の壁を混同していることがある。そのため、現場の労使双方が
しっかり制度を理解するための取組みを強化すべき。事業主が短時間労働者に対してどのような説明を行っているのか、
当該労働者がどの程度正しく理解しているのか、実態を把握することも重要。
・ 年金を受給する場面になってから就業調整による年金額への影響に気付くのでは遅い。公的年金シミュレーターを
使って厚生年金フル、厚生年金ハーフ、就業調整の3パターンの将来の年金受給の確認を義務づけられるように、公的
年金シミュレーターをバージョンアップして、制度の理解を促す広報をしっかり行うべき。
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