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改正後全文 (11 ページ)

公開元URL https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/0000190705_00001.html
出典情報 第四期医療費適正化計画(2024~2029年度)について(11/1)《厚生労働省》
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該実施率を45%以上とすることを目標とすることが考えられる。
⑶ メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少率に関する数値
目標
① 基本的な数値目標
メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少率(特定保
健指導の対象者の減少率をいう。以下この①において同じ。)に関
する各都道府県の目標値は、平成20年度と比べた、令和11年度時点
でのメタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少率を25%
以上とすることを目標とすることが考えられる。
メタボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少率は、各都
道府県における平成20年度の特定保健指導対象者の推定数(同年度
の年齢階層別(40歳から74歳までの5歳階級)及び性別での特定保
健指導対象者が含まれる割合を、平成20年3月31日時点での住民基
本台帳人口(年齢階層別(40歳から74歳までの5歳階級)及び性
別)で乗じた数をいう。以下この①において同じ。)から令和11年
度の特定保健指導対象者の推定数(同年度の年齢階層別(40歳から
74歳までの5歳階級)及び性別での特定保健指導対象者が含まれる
割合を、平成20年3月31日時点での住民基本台帳人口(年齢階層別
(40歳から74歳までの5歳階級)及び性別)で乗じた数をいう。)
を減じた数を、平成20年度の特定保健指導対象者の推定数で除して
算出することが考えられる。
② その他の数値目標
①に加え、特定保健指導の対象者ではなく、メタボリックシンドロー
ムの該当者及び予備群の減少率並びに非服薬者(高血圧症、脂質異常症
又は糖尿病の治療に係る薬剤を服用していない者をいう。)のうちのメ
タボリックシンドロームの該当者及び予備群の減少率を算出し、それぞ
れの推移も①と併せて見ていくことが考えられる。なお、これらの減少
率も、①と同様の手法で年齢階層別に補正して算出することが考えられ
る。
⑷ たばこ対策に関する目標
がん、循環器疾患等の生活習慣病の発症予防のためには、予防可能な
最大の危険因子の一つである喫煙による健康被害を回避することが重要
である。また、受動喫煙は、様々な疾病の原因となっている。こうした
喫煙による健康被害を予防するためには、国だけではなく、都道府県に
おいても禁煙の普及啓発等の取組を行うことが重要である。
このため、都道府県においては、例えば、禁煙の普及啓発施策に関す
る目標を設定することが考えられる。
⑸ 予防接種に関する目標
疾病予防という公衆衛生の観点及び住民の健康の保持の観点から、予
防接種の適正な実施が重要である。予防接種の対象者が適切に接種を受
けるためには、国や市町村だけではなく、都道府県においても、関係団
体との連携や予防接種の普及啓発等の取組を行うことが重要である。
このため、都道府県においては、予防接種の普及啓発施策に関する目

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