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資料1ー4 一般社団法人全国救急救命士教育施設協議会 御提出資料 (41 ページ)
出典
公開元URL | https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2501_02medical/250314/medical02_agenda.html |
出典情報 | 規制改革推進会議 健康・医療・介護 ワーキング・グループ(第2回 3/14)《内閣府》 |
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2
処置拡大優先度:A
エピペン 皮下注射
学校の教職員は使用できる薬剤
処置ができないことによる
現場での困りごと
具体的な事例その数
アナフィラキシー対策とエピペン
使用症例数および実施への課題等
現在救急救命士は、「アナフィラキシー傷
病者に対する自己注射用アドレナリンの投
与」として、傷病者が保持しているエピペン
®の投与は救急救命処置として認められて
いる。しかしながら、傷病者が所持していな
い場合が多く、実事例には対応できていな
いため困っている
2023年に大阪市で発生した事例では、ア
ナフィラキシーショックを起こした患者が救
急車で搬送途中で症状が急激に悪化した。
この患者は、ナッツアレルギーによる重度
のアナフィラキシーショックを起こしており、
現場でのエピネフリン投与が必要だったが、
本人の持参するエピペン®を所有しておら
ず、また救急救命士は法的制約により投与
できないため、病院到着までの間にショック
症状が悪化した。(詳しくは文献1参照)
この他に2012年に東京都でエピペンを所
有していた小学校5年生女子エピペンを教
員が打てなかったため死亡した事故がある
エピペンの使用率は1%と言われ、救急救命
士が持参するエピペン®現場で迅速に投与
できれば、患者の生命を救うことができる可
能性が高いとされている。
厚生労働省のデータによると、アナフィラキ
シーショックによる年間の救急搬送件数は
約5000件に上り、そのうち約60人が死亡
している。
致死的反応を示した例における症状発現
から呼吸停止または心停止までの時間は、
薬剤で5分、ハチ刺症で15分、食物で30分
とされ、死亡の半数以上は発症後30分以内
に起こるため、救命のチャンスはまさに病院
前救護の合間であることが明確である。しか
し総務省のまとめる令和4年度の統計2)で
は救急救命士がエピペンを打てた事例は
311件にとどまっている。救急隊の準備する
エピペン®をアナフィラキシーショックの傷
病者に救急救命士も使えるよう希望する。
そうした中で救急車内にエピペン®を救急
救命士の判断で皮下注射するべく準備でき
ればアナフィラキシーショックの重篤化を大
幅に減少させることができる。
2):救急救助の現況令和5年度版p45を参照
1)アナフィラキシー対策とエピペン(アレルギー誌62.144-154.2013
teigen-03.pdf teigen-03.pdf
処置拡大優先度:A
エピペン 皮下注射
学校の教職員は使用できる薬剤
処置ができないことによる
現場での困りごと
具体的な事例その数
アナフィラキシー対策とエピペン
使用症例数および実施への課題等
現在救急救命士は、「アナフィラキシー傷
病者に対する自己注射用アドレナリンの投
与」として、傷病者が保持しているエピペン
®の投与は救急救命処置として認められて
いる。しかしながら、傷病者が所持していな
い場合が多く、実事例には対応できていな
いため困っている
2023年に大阪市で発生した事例では、ア
ナフィラキシーショックを起こした患者が救
急車で搬送途中で症状が急激に悪化した。
この患者は、ナッツアレルギーによる重度
のアナフィラキシーショックを起こしており、
現場でのエピネフリン投与が必要だったが、
本人の持参するエピペン®を所有しておら
ず、また救急救命士は法的制約により投与
できないため、病院到着までの間にショック
症状が悪化した。(詳しくは文献1参照)
この他に2012年に東京都でエピペンを所
有していた小学校5年生女子エピペンを教
員が打てなかったため死亡した事故がある
エピペンの使用率は1%と言われ、救急救命
士が持参するエピペン®現場で迅速に投与
できれば、患者の生命を救うことができる可
能性が高いとされている。
厚生労働省のデータによると、アナフィラキ
シーショックによる年間の救急搬送件数は
約5000件に上り、そのうち約60人が死亡
している。
致死的反応を示した例における症状発現
から呼吸停止または心停止までの時間は、
薬剤で5分、ハチ刺症で15分、食物で30分
とされ、死亡の半数以上は発症後30分以内
に起こるため、救命のチャンスはまさに病院
前救護の合間であることが明確である。しか
し総務省のまとめる令和4年度の統計2)で
は救急救命士がエピペンを打てた事例は
311件にとどまっている。救急隊の準備する
エピペン®をアナフィラキシーショックの傷
病者に救急救命士も使えるよう希望する。
そうした中で救急車内にエピペン®を救急
救命士の判断で皮下注射するべく準備でき
ればアナフィラキシーショックの重篤化を大
幅に減少させることができる。
2):救急救助の現況令和5年度版p45を参照
1)アナフィラキシー対策とエピペン(アレルギー誌62.144-154.2013
teigen-03.pdf teigen-03.pdf