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資料1ー4 一般社団法人全国救急救命士教育施設協議会 御提出資料 (47 ページ)
出典
公開元URL | https://www8.cao.go.jp/kisei-kaikaku/kisei/meeting/wg/2501_02medical/250314/medical02_agenda.html |
出典情報 | 規制改革推進会議 健康・医療・介護 ワーキング・グループ(第2回 3/14)《内閣府》 |
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処置拡大優先度:A
8 アスピリン 口腔内投与
処方を受けている患者は使用できる薬剤
具体的事例
日本心臓財団HPより
使用症例数および実施への課題等
処置ができないことによる
現場での困りごと
診療のヒント100 | 循環器最新情報 | 公益財団法人 日
本心臓財団
アスピリンの口腔内投与は急性心筋
梗塞や脳梗塞の疑いがある患者に対
する重要な初期治療である。
心筋梗塞の早期治療では、血栓形成
を抑制するためにアスピリンの早期投
与が重要にもかかわらず処置できずに
困っている。
救急救命士は12誘導心電図が測定
できACSの判断ができるが、アスピリ
ンがその場で投与できないと、病院到
着までの間に心筋梗塞による心筋の損
傷が拡大し、病態の悪化、死亡率が高
まる可能性が考えられる。また脳梗塞
の梗塞部位が拡大する可能性がある。
50代男性が急な胸痛を訴えて救急車
を要請。心筋梗塞の疑いが強かったが、
医療機関到着までの時間が延び、心停
止に至ったケース。救急医による評価
では、アスピリンが現場で投与されてい
れば、心停止を回避できた可能性があ
ると考えられた。
60代女性が胸痛を訴え、急性心筋梗
塞の疑いで救急搬送。アスピリン投与
が現場でできなかったため、病院到着
後に心筋の広範なダメージが確認され
た。医師からは、「現場でのアスピリン
投与が早ければ被害が軽減された可
能性がある」と指摘された。
出典
1)jittai_chosa2022web_3revise20241016.pdf
2)急性冠症候群ガイドライン - 一般社団法人 日本循環器学会
P15
急性冠症候群ガイドライン - 一般社団法人 日本
循環器学会
アスピリンは血小板凝集を抑制し、血栓の
形成を防ぐことで、心筋梗塞の進行を抑える
効果がある。例えば、米国でも英国でも日本
でも臨床ガイドラインでは、救急現場でのア
スピリン投与は標準的な救命措置の一部と
して推奨されている。 CREDO試験
JAMA2002;288:2411
の結果からは、クロピドグレル300mgの
初期負荷をPCIの6時間以上前に行う事で
死亡、心筋梗塞の相対リスク減少効果が
認められており。急性心筋梗塞の患者に
対するアスピリンの早期投与が死亡率を
20-25%低下させる研究結果が示されてい
る(ISIS-2 Study)。病院到着前に救急救
命士が投与できれば患者の生存率が高まる。
2023年からみた予想使用数1):
心筋梗塞での使用数推定80,000人
8 アスピリン 口腔内投与
処方を受けている患者は使用できる薬剤
具体的事例
日本心臓財団HPより
使用症例数および実施への課題等
処置ができないことによる
現場での困りごと
診療のヒント100 | 循環器最新情報 | 公益財団法人 日
本心臓財団
アスピリンの口腔内投与は急性心筋
梗塞や脳梗塞の疑いがある患者に対
する重要な初期治療である。
心筋梗塞の早期治療では、血栓形成
を抑制するためにアスピリンの早期投
与が重要にもかかわらず処置できずに
困っている。
救急救命士は12誘導心電図が測定
できACSの判断ができるが、アスピリ
ンがその場で投与できないと、病院到
着までの間に心筋梗塞による心筋の損
傷が拡大し、病態の悪化、死亡率が高
まる可能性が考えられる。また脳梗塞
の梗塞部位が拡大する可能性がある。
50代男性が急な胸痛を訴えて救急車
を要請。心筋梗塞の疑いが強かったが、
医療機関到着までの時間が延び、心停
止に至ったケース。救急医による評価
では、アスピリンが現場で投与されてい
れば、心停止を回避できた可能性があ
ると考えられた。
60代女性が胸痛を訴え、急性心筋梗
塞の疑いで救急搬送。アスピリン投与
が現場でできなかったため、病院到着
後に心筋の広範なダメージが確認され
た。医師からは、「現場でのアスピリン
投与が早ければ被害が軽減された可
能性がある」と指摘された。
出典
1)jittai_chosa2022web_3revise20241016.pdf
2)急性冠症候群ガイドライン - 一般社団法人 日本循環器学会
P15
急性冠症候群ガイドライン - 一般社団法人 日本
循環器学会
アスピリンは血小板凝集を抑制し、血栓の
形成を防ぐことで、心筋梗塞の進行を抑える
効果がある。例えば、米国でも英国でも日本
でも臨床ガイドラインでは、救急現場でのア
スピリン投与は標準的な救命措置の一部と
して推奨されている。 CREDO試験
JAMA2002;288:2411
の結果からは、クロピドグレル300mgの
初期負荷をPCIの6時間以上前に行う事で
死亡、心筋梗塞の相対リスク減少効果が
認められており。急性心筋梗塞の患者に
対するアスピリンの早期投与が死亡率を
20-25%低下させる研究結果が示されてい
る(ISIS-2 Study)。病院到着前に救急救
命士が投与できれば患者の生存率が高まる。
2023年からみた予想使用数1):
心筋梗塞での使用数推定80,000人